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4.最終章 いいわけのようなもの あの日に戻ることはできないけれども

最終章です

春日部の恵のアパートにて


本棚には日本史関係の文献、それと無数のラノベ。パトレイバーもあるし、80年代のコバルト文庫もあるし。

でもなにか寂しいものが感じられるんだよな。すごく質素。無機質というべきか。

でも車はBMWって。恵さんいわく・・「うん、それしかちゃんとした趣味がなくてね」と。

それにしても、、本棚にはラノベと日本史関係の文献。。ねこちゃんのカレンダーぐらい。。

「ラノベもだけど、日本史の本が多いけど?」

「これね、さっき博物館でもちょっと話したかとおもうけど、春日部にある私立高校で日本史を教えているのよ!望月弁護士の奥さんの恭子さんの紹介だよ!高校の時、郷土史研究会に所属していたんだけども、私が最後の同好会会長なんだよ。先輩であるヒロちゃんのお姉さんがSOS団みたいにしちゃったけどねっ!」

 郷土史研究会なのでご近所で起こる怪奇現象の調査も範囲なんだろうけど、あゆみ先輩もなにを考えていたんだか。あんなところで怪奇現象なんて起こるわけないじゃんか。あ、大仁の金山跡地ならばあるかもしれないね。

でもけっこう面白かったんだよ!それで日本史の教師になろうと思って大学は文系にしたんだよ。歴女ってほどじゃないけども、いちばん好きなのは大正期かな?あ、『はいからさんが通る』って知っている?古くは横沢啓子さん最近では早見沙織さん、オレガイルの雪ノ下雪乃ちゃんだよ!実写だと南野陽子さんだよねっ!そのあたりが好きなんだよね。

あと、趣味の近代技術史。なのであの日工大の博物館は私のお散歩の場です!あ、ヒロちゃんに近づきたかったからかな?そうそう、ヤマザキマザックの博物館行きたいね。


あれ?

あっ!この写真、、高校入ってから初めてのデートのとき。みとしー行ったんだよね。

飾っているんだ。このときだったか、そのまま勢いでラブホ入って。

「懐かしいでしょ~18年も経つんだねぇ、、こんどいっしょにみとしー行こうか?」

「そうだね」

最後にデートしたのってどこだったかな。最後の方なんて隠れてデートしていたからな。

出張と称してデートしていたし。

あのとき、メグちゃんと駆け落ちしていれば。でもどこへ?東北?


「ヒロちゃんって私に似た女の子がでるアニメとかよく見るでしょ?」

「言われてみれば、、『冴えカノ』以外だと『この美術部には問題がある』かな。」

「宇佐見みずきだねっ! かわいいよねっ!私のことどんだけ好きなんだか。

あ、文化祭でね私コスプレしちゃったよっ!

 これ、、はずかしいけど。。加藤 恵の制服、、それと、そう、宇佐見みずき!」

うわぁ~ めっちゃかわいい!

「かっかわいい??」

「たまりません、、コスプレえっちしたいよ。恵のことをめちゃくちゃくに、、」

 「ばかっ! でも、、したいの?着替えて。。こようか?」

「え?」

「冗談だよぉ~」

完全にテレテレなんですけどねメグちゃん、、


「ねえ、、付き合っていた女の子とかいるの?ヒロちゃんやさしいから、、彼女いたんでしょ?」

ん?

「いませんよ誰も。あのあとすぐに転勤申請だして、越谷の設計管理に空きが出来たから越谷に移ったよ。そこで言い寄ってくる女の子はたしかにいたよ。でも誰とも付き合う気はなかった。それで趣味に走ったんだよね、、かつてやっていたアマチュア無線、資格も1アマにしてプロ資格の国家難関資格である第一級陸上無線技術士とったよ。それもとに、指導員と

陸上自衛隊予備自衛官補で予備技術陸曹にもなっている。あ、工学部なのに社会科の教員免許持っているのは知っているよね。それ自体は失効しているけども。あ、ごめん自分語り自慢して、、」

「そんなことないよ、がんばったんだね、、ヒロちゃん私の後ろにいつもついてきていたけど、

予備自衛官補なんだ、、」

「予備技術陸曹になったのは、弱かった自分を鍛えるためだよ。守りたい人を守れなかった自分をね」

 恵が急に抱きしめてきて、か細い声で一言・・ヒロちゃんごめんなさい、、

「。。私がちゃんと拒否していればこんなことにならなかった。でも、ヒロちゃんに危害が及ぶかもしれないって、、ヒロちゃんのこと守りたかった。だから自己犠牲っていう最悪な手段使ったの、、私が犠牲になればヒロちゃんのこと守れるって。あゆみ先輩にもイヤなら断れ!って言われていたよ、、でもヒロちゃんのこと守りたいかったから、、ごめんなさい、、」

そこまで言って恵は泣きくずれた。

こんなの初めてだよ、、たぶんいままでたまっていた感情が全部出たんだろう。

「メグちゃんいっぱい泣いていいんだよ。泣くことで自分を整理することができるからさ。」

 男だから泣くなってしかり飛ばす母親とは?

これってどうなんだろうね?泣けば意気地なしとかいって虐待する母親って?


「私ね、、あの結婚。。というか離婚で家を勘当されたんだよ。みんなに迷惑かけたし。妹にもいまでも軽蔑されているし、、あゆみ先輩一度は私のこと見捨てたけど、離婚したときに助けてくれたんだよ。すぐに望月弁護士に連絡とってもらって、あの千石くんが対応してくれたよ。その後はあゆみ先輩と恭子さん、、望月弁護士の奥さんね。。に頼っていたの。でも好きな人守りたかったから!ヒロちゃんもそう思ってくれているし。。」


そうだったんだ、、


「ヒロちゃん・・かつて私はあなたのことを裏切りました。でも、ずっとあなたのこと好きでした。あのとき駆け落ちする覚悟があれば、あなたを傷つけることはなかったのよね」


「いいんだよもう。。どれが正解かはわからないよ。たぶん正解なんてないと思う。こうして再会出来たんだから。ただ言えることは、心からうれしいとしか・・それ以上の言葉が見つからないんだよ。今度こそ、、今度こそ一緒になりたい。あのときに戻ることはできないけれども、前に進むことはできるよ。あのとき言えなくて、、そして守り切れなくて、、いいわけのようなことかもしれないけど、今度こそ恵さんに言います」


 汐見 恵さん、結婚してください!

そして、、もうどこにもいかないで。。。

 涙が出てきた、、とまらない、、メグ、、ちゃん、、


「はい よろしくお願いいたします やっといっしょになれるんだね、長かったよ。。あなたに許してもらうためずっと、、うっうわぁああ~ん!ヒロちゃんうれしいよぉ~わたしバツイチになっちゃったけど、、やっと、、ひっヒロちゃんと結婚できる!ごめんなさい裏切って! ヒロちゃん、、涙がとまらないよ!うれしいよぉ! ねえ今日泊まっていっておねがい!私を一人にしないでぇ!もうどこにも行かないから!」


抱き合ったまましばらく泣き続けていた。


その後、週末は恵と一緒にすごすことになった。僕の車をみて一言、、、「どこの千石くんですかねぇ~でも私は趣味に変な干渉とかしないからね。ある意味私もオタク趣味だからねぇ~お互い尊重し合って。。ごめんまた泣けてきちゃった、、一緒にいる時間ほしいね共通の」

趣味は近いとはいえ重なる範囲が狭い。

一緒にいなかった失った10年間は大きすぎるけど、新しい関係を作れば。

なので、一緒に猫カフェに行くことにした。お互い猫好きだけども恵さんの妹、、先輩なんだけども、、が猫アレルギーだったので、、猫は好きなんだけど、、以前から猫飼えずに猫動画や猫カフェで我慢していたという。

「うん結婚したら猫飼おうね」そう言ったら

「そうだね、、うん、三毛か茶虎の女の子で名前はまいちゃんってつけようと思うの」って。


数ヶ月後、恵は退職届をだして春日部の私立高校を退職。

生徒、親御さんたちからやめないでほしいとの声が多数あったが、「ようやくやっと好きな人と結婚できるので申し訳ないけど」と説明し納得していただきました。


それと、うちの姉仲介で妹と和解。勘当はまだ解いてはもらっていないけども、朱美先輩がが怒っていたのは、あんなに愛していたのになんで簡単に身を引いて!だった。説明して納得してくれたそうだけど、「やっぱゆるせない、、ヒロちゃんと結婚しない限り!」って。で、本人が説明すると、、「許す・・おめでとうお姉ちゃん、、やっと好きな人と一緒になれるんだね」と言ってくれた。

結婚式は近親者のみのささやかな式としました。

望月弁護士夫妻も来ましたが、あの軽トラじゃなくて奥さんのレクサスで来ました。

さすがに結婚式に。。ですが、あの先生は裁判所に漬け物樽コイル釣り竿アンテナ付きの軽トラで乗り付けるからどうかと思うのだ。


まあいいんじゃないかな、、止まったままの時計の針をこれで進めることができるんだから。

あの日に帰ることはできなくともさ。



あとがきのようなもの

今回は完全に失敗です。博物館編、、趣味炸裂しすぎました。悪のりです。なにやっているのやら、、

このストーリーですが、20代前半ぐらいに母親に何度か交際をつぶされた経験があります。

それの一つを元にしたものです。

一時期結婚していた時期もあったんですが、母親の干渉は激しかったですね、、離婚の原因の一つだったのですけどね。

再婚ですか。。そろそろ再婚考えた方がいいんですけどねいろんな意味で。

国家難関の第一級陸上無線技術士も受かったことだし、そろそろ次のことを考えなければなりませぬ。

 今回の作品ですが、修正はするかもしれませんが、追加ストーリーは出しません。

これで打ち止めです。

本筋の方で『普通の場合』の追加ストーリーは近々upする予定です。

あいかわらずバタバタ内容です。

 その後のやつですか、、取材してないので書いてませぬ。2月中に取材敢行して

1本upしようかと。


といことで アシガラAB11 こと kei でした。

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