表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/30

キャラクタークリエイト1

 サービス開始の日、今日の午後1時からサービス開始ということで、今は家事をこなしている最中です。そういえばなんで両親がこのゲームを海外にいるのに手に入れられたのか気になったのですが、どうやらこの『Another universe online』は日本だけでなく海外でも発売されるようで、なんでも、ゲーム会社が主体となり様々な企業が協力して作り上げたらしく、ちょうど両親が働いている企業も参加していて、その伝手で手に入れたみたいです。まあそれはさておき、今やらなくてはならない家事は終わりました。昼は素麺にしました。……手抜きではないですよ?ただ食べたくなっただけです。本当ですよ?


 食べ終わったらもうすぐサービス開始時間ということで、トイレをすまし、クーラーの温度を風邪をひかないように設定し、ベッドに腰掛てVR機器にソフトを入れてから被り、ベッドに横になる。ヘルメットのような見た目に反して意外に軽かったです。まあ重かったらやりずらいよね、準備も終わったので電源を入れる。そうしたらメニュー画面が出てきたので、説明書通りに操作して、ゲームを起動します。



 

「Another universe onlineへようこそ」

 

 どうやらゲームは無事起動できたようです。しかし、びっくりです。VR自体は何年か前から出ていたようですがここまでリアルにできるのですね、このゲームが特に優れているだけなのかもしれませんが現実ではありえないような場所にいるからこそゲームの世界なんだと理解できているような状況です。ちなみに今はまるで雲の上みたいな場所います、不思議な感じですね。

 

「早速キャラクタークリエイトに移りたいと思いますが……よろしかったですか?」

「あっ、はい大丈夫です‼」

 

 いけない、いけない、ちゃんと話を聞かなければ、ナビの女性が困った顔をしている。

 しかし、この人がAIだというのにはびっくりする。『Another universe online』ではNPCの人達にはAIが搭載されているようで、私が過去にやったゲームのように話しかけたら決まった言葉を話すのではなく会話のキャッチボールもしっかりしているようです。本当に人間みたいですね。


「まずは名前を入力してください」


 そう彼女が言うと僕の目の前にウィンドウが表示された。名前はそうですね……雨宮莉愛からいじって、アメリアということで入力し決定ボタンを押す。


「はい、どうやら重複はないようですね。名前はこちらで決定でよろしかったですね?」

「はい、お願いします」


 こうしてこの世界での僕の名前が決まりました。


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ