2話 置いてかれた!?とりあえず家を買おう
「良しとりあえずこれからどうしようか」
「ご主人様?どうするとは?」
「異世界から帰ろうとしてもスキルで帰ったっぽいから、もう無理っぽいしね、この世界でどう過ごそうかなって思ってさ」
「そんなの!・・・・・・」
(私と一緒に、子供を作って永遠に暮らすんだもん!)
「と、とりあえずカレンさんがすごい目でこっち見てるから宿に帰ろうかヒナ」
「はっはい、ご主人様」
~輝きの宿~
「いやー、さすが独神と呼ばれるだけはあるね、話してるだけでもダメなのかね?」
「そうなんですかね?」
(カレンさんは、基本無害だけどたまにストーキングしてるんだよね、ご主人様は気づいてないのかな?)
「とりあえず、冒険者は続けるとしてもお金についてはそれなりにあるから問題ないしな〜?」
「なら、家を買ってみてはどうでしょうか?もうずっとこの世界で暮らすのですよね?」
「そうだなー、家かどういうのが良い?ヒナ?」
「私はご主人様さえ居ればどこでも幸せです」
「はは、ありがとうヒナ、とりあえず家を探しに行こっか?」
「えっ?今からですか?ご主人様」
「うん、こういうのは早く決めた方がいいからね!」
~とある不動産~
「ようこそいらっしゃいました、本日はどのようなご要件で?」
「ああ、家を買いたいんだが」
「そうですか、どのような物件が良いなどと希望はございますか?」
「とりあえず広くて庭があってお風呂がある所かな?あっ、あと街からは、少し離れてる方が良いな。ヒナは何か希望はあるか?」
「その、キッチンが大きいところがいいです」
(ご主人様に美味しいご飯を作れるようがんばります!)
「なるほど、街から少し離れてて良いのでしたら良い物件がございますよ、没落した貴族が住んでいた所など、どうでしょうか?」
「へー、で、どういうところなんですか?」
「何でしたら何軒か見に行ってみますか?」
「ふむ、そうしようかな?」
「では、行きますか」
~1つ目の家?~
「流石元貴族の屋敷だけあって大きいな、部屋数も多いな」
「そうですね、ただこの屋敷実はでるんですよ!」
「出るってネズミかなんかですか?」
「いえいえ、実は幽霊が出るらしいんですよ、前の住人が夜歩く少女の霊を見たとか」
「ほーん、少女のね?」
「ご主人様!ここはやめましょう!」
「どうした、ヒナ怖いのか?」
「そ、そんな怖いわけないじゃないですか!」
「そ、そうか?」
「そうなんです!」
(あー怖がってるヒナたんかわいいな〜)
「とりあえず次の家に行きましょうか?」
「そ、そうですね!そうしましょう!ね?ご主人!」
「そうしよっか」
こんな感じで3軒ぐらい見て回った松村とヒナ
そして4軒目で・・・・・・
「ふむ、狭すぎ無いし、庭も広くて風呂も大きいな」
「キッチンも大きいですよ」
「気に入ってもらえたようですな」
「家具については、前の住人が置いていったものですので処分しても構いません、それでお値段についてなんですが」
「おっそうだったな」
「街から遠いということもありますので、金貨150枚でどうでしょうか?」
「ふむ、ここにしよっかヒナ?」
「はい、ご主人様」
(ご主人様と2人きりの家なんて、私耐えられないかもしれませんご主人様!)
店に戻って契約書などを書いたり、宿の荷物を運んだりして日が暮れてしまった。
えっ?お金?一括ですよ?王様からもらったお金だけでも払えたけど、3年間で結構稼いでるんだよ?
「ご主人様、お風呂ってどうすればよろしいのでしょうか?」
「あっ、そっかいつも銭湯だったもんね?お湯の入れ方教えるついでに、一緒に入ろうか?」
「えっ?あっ、はい分かりました!」
(やった♪ご主人様と一緒のお風呂だ)
「じゃ、服持ってきて」
「はい!」
(よっしゃあ!ヒナたんと一緒にお風呂キター!今まで銭湯だったから一緒にはいれなかったもんね!)
~お風呂~
「ご主人様気持ちいですね」
「ああ、やっぱお風呂はいいねぇ」
えっ?着替えシーン?見せるわけないだろ!俺のヒナだぞ!
「でも、ご主人様なぜか湯気が異常に濃かったり、謎の光が・・・」
「それ以上は大人の事情だからね?」
この後、いろいろ?あったようだ
「とりあえず家も買えたし明日からまた宜しくな」
「はい!ご主人様」
その後?普通にヒナの作ったご飯食べて一緒に寝たよ?
寝たって言っても何もしてないよ?R18展開?知らないなぁ。
ただ朝、妙にスッキリしてたのはなんだったのかな?
皆さん読んでいただき有難うございます。
いやぁ、流石主人公ずいぶんあっさりしてますね!
まあ、地球なんて両親以外にはアニメ位しか心残りなんて無いですからね!
次回は少し冒険しようかな?
あと、ヒナについても書きたいですね〜