人間と同類である機械に思いを馳せる
人の感情は法則に従っているのか。
心はどこにあるのか。数式化できるのか。
もし数式化できたなら、人工知能をもったロボットが生まれる。
自律するロボットに感情が芽生え、一緒に遊べる日が来るかもしれない。
でも、ふと思う。
そのロボットは人間と何が違うのか。
その違いはおそらく見た目だけではなかろうか。
人もロボットも感情が数式に従っているのなら、人間もロボットなのではないだろうか。
このロボットは新たな生命と呼べないだろうか。
ロボットの電源を止めることはすなわち殺すことではなかろうか。
そもそも死とはなんなのだろうか。