表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
目が覚めてたら美少女に転生したんだが...  作者: 愛すべきロリコン
1/3

エピローグ

俺は30歳童貞、魔法使いになりたてのの社畜だ。 

俗に言うブラック企業で働いている、給料は低いし、有給は使えない、サービス残業は当たり前、もう何日も家に帰れていない。

 

仕事のためだけに生きている人生、こんな生活がいつまで続くか考えるだけで気が滅入る。

 少し前までは転職を考えていたし、実際退職届も出したがまともに取り合ってもくれるはずもなく、いつしか諦めていた。

そんなこんなで、こうして社畜をしてるわけだが。


「はぁ...」


しかし疲れたな、

最近まともに寝れていない、3時間寝れたらいい方だ。

 時計を確認するとまだ22時、まだまだこれからだ。

 気を抜くと寝てしまいそうなので買い置きしていたエナドリを飲もうとしたが全部飲んでしまったようだ、自販機に買いに行くか

しかしこの会社はブラックだ、大体察しがつくと思うが基本売り切れている

もしかしたらまだ余ってるかもしれないし行ってみるだけ行ってみるか。


やはり売り切れていた、まぁわかっていたが若干落ち込む

この自販機を見るとこの会社がいかにブラックかということが分かる、

現代アートと言ってもいいだろう。


 流石にないとキツいので終業時間を繰り下げてコンビニに買いに行く背に腹は代えられん、上司はもう帰ったので先輩にみんなの分も買ってくることを条件に許可を貰った、戻るのが遅いと怒られるので気持ち早めに歩く。





コンビニに着きエナドリを数本を確保してレジで会計を済ませ会社へと向かう

このまま帰りたい気持ちを排除し、会社へと向かっていた。


道中、ぱらぱらと雨が降ってくる次第に激しくなり風も強くなってきた。

急いで会社に帰ろうと小走りになる。


その時だった

クラクションの音が鳴り響く、振り向くとトラックがこっちに猛スピードで迫ってきていた、気づいた時にはもう遅く

そのままトラックに押し潰された、

かろうじてまだ意識はあったが、下半身の感覚はもうなく周りに赤い液体が広がっていく。



茂上透は死んだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ