偵察
少女と勇者を読んでいただき、ありがとうございます
今回は短編です。
全17部で終了しますので、最後までお読みいただけると幸いです。
「こちらから偵察お願いします、まっすぐ行くだけで魔物らしき物を見つけたら魔法弾を上空に打ち上げて下さい……もし打ち上がった場合は近くなら応援をお願いします」
「へーい」
「………さっきから何なのよ、その態度……」
「お前だってその態度何だよ、似合わねぇぞ?」
目の前のオリアナ・ハーウェストにそう言い返すと、彼女は頬を膨らませる。
以前、依頼から帰る途中にハウェイと呼ばれる大鳥に襲われていたので助けてから何かと交流があった。
「これは仕事だから、仕方なく……」
顔を真っ赤にして「も〜!」っといって顔を手で覆い隠す。
「この森はやばいのか?」
「……さぁ? わからないからお願いしてるんじゃない」
「そりゃそうか」
「それより止めるなら今のうちよ」
確かに止めるのなら今をおいてない。
もしも幹部にでも出逢えば、相手によったら生きては帰れないからだ。
敵の幹部は全員で六部隊で幹部は他の魔王軍の中で別格、中でも第三魔王部隊のカルロスは出逢えば全滅する程の戦闘狂なのだ。
「大丈夫、それよりもう行っていいのか?」
「えぇ、開始時間は関係ないわ3日後迎えが来るからそれまで森を散策して」
「はいよ」
「ねぇ、これが終わったら時間ある?」
「縁起でもねぇ事言うな」
どこかで聞いた話だと生死をかけた事に終わった事を言うと死亡フラグ?ってのになって死亡率が上がるとかなんとか……。
冗談じゃない……。
「あ、うん……ごめん」
「それじゃあ3日後にな……」
「!? うん!!」
そのまま歩き出す。
森は暗くも明るくもない。
樹木の間から光が差し込み、どこか神秘的な雰囲気の森だった。
しばらく歩いて行くと、少し違和感があった。
ここ、さっきも通らなかったか?
短剣で木にマークをつけ歩く。
しばらく歩くと先ほど傷をつけた樹木があった。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
面白かったと思っていただけると幸いです。
よろしければ、評価していただけると嬉しいです。
どうかこの作品が多くの人に見ていただけますように。
それでは、また次回よろしくお願いします。