■ここまでのあらすじ(第5章)
■ここまでのあらすじ:
●第5章 XENOVIA暗躍編:
新宿で発生したXENOによる集団石化事件と、アンナセイヴァーと思われる者達による大規模破壊騒動は、世間に大きな影響を与え、警察組織もこれまでの認識を改め始めた。
またこの時に行われたアンナユニット同士の戦闘、そして異常な防御力と攻撃力を持つXENO“ゴーゴン”により、アンナセイヴァーは愛美と霞の二人を除き、行動不能状態に陥った。
これはXENOVIA達による策略であり、特にアンナパラディンを戦闘不能状態に陥れ西新宿を破壊したのは、元“SAVE.”の駒沢京子が制作したアンナユニットの試作機・ANX-01S“アンナソニック”だった。
アンナソニックの搭乗者・駒沢優香の目的は桐沢大の暗殺であり、そしてそれは完遂されてしまう。
しかし、桐沢はXENOVIA「キリエ」として復活を果たし、優香を含むXENOVIAグループに自ら接触を図る。
彼はなんと、XENOVIAグループを統括すると宣言し、メンバーの一人を無残に屠ることでその恐ろしい能力の一端を垣間見せる。
一方“SAVE.”は、アンナセイヴァーをサポートする新ビークルを複数用意し、新たなXENOVIAの暗躍への対策を練り始めていた。
キリエの指揮により、XENOVIAは一般人の中から特殊な精神状態の者をスカウトし、新たなXENOVIA候補を生み出す行動を開始。
同時に、擬態して社会に紛れ込んでいるXENOの殺処分を行うという不可解な行動も取り始めた。
同じ頃、警察は「XENO犯罪対策一課」という新部署を急遽設立、その課長に司を任命する。
司は新たなメンバーと今後の活動方針を暗中模索しながら、紆余曲折の果てに“SAVE.”と手を組み、情報交換を行う事を決める。
そんな折、(INTERMISSION-05 37~41話に登場)猪原かなたという少女が、並行世界から帰還するという奇跡的な事態が発生した。
本来もう二度とこの世界に戻れない筈の彼女を救ったのは、異世界を移動する能力を持つと自称する青年・神代卓也と、その相方で女性のような風貌の少年・澪の二人だった。
この状況をいち早く知った凱は、猪原家に接触を図り、また娘の帰還を喜ぶ猪原夫妻にアンナセイヴァーとの関りについて黙秘するよう依頼、契約する。
そしてこの世界の事情を一切知らない神代と澪の二人は、凱から情報を得た上で一定期間の滞在を検討する。
その後、渋谷に突如XENO“ドライアード”が出現。
商業施設ビル“渋谷ぱるる”を占拠し、自身の存在を隠蔽しつつ被害者達を隔離、殺害していくという残忍な事件を起こす。
人間に擬態している為にXENO個体を特定出来ない都合、パワージグラットが使えない状態で事態に挑まざるを得ないアンナセイヴァーと、偶然事件に巻き込まれてしまった澪は、協力し合って建物内に残された被害者の救出作業を優先させていく。
苦戦の末、最終的にドライアードは葬られるものの、現場周辺に集まった野次馬達のせいでアンナセイヴァーの活躍は一般人に広く知られる形となってしまう。
そしてこの事件は、更なる波紋を呼び起こしていき――
●第5章までの新しい登場人物:
高輪翼
青葉台つつじ
金沢景子
XENOVIA キリエ
XENO UC-20:ローパー(会社員・三島)
XENO UC-21:ジャイアントクラブ
XENO UC-22:ドライアード(女子高生・大垣美鈴)
XENO UC-22ex:エント
●以下「押しかけメイドが男の娘だった件」登場キャラ
神代卓也
澪
※上記作品の第五部は、本作第五部~六部の一部分とリンクしており、
マルチサイト展開となっています。




