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第13話 ミルクパーティー

僕は引っ越しのことを

最初に誰に話したか覚えていない


どんな風に広まったかも思い出せない


冗談だろう?

いや本当だよ


なんでじゃ?

親の仕事の関係だよ


転校するんか

そうだよ


大学は?

行くよ、行ければ…


じゃあお別れじゃの

そうだね


寂しゅうなるの

しょうがないよ…




久坂がやって来て

どうしようもないのかと尋ねた


「卒業までおるゆうわけにはいかんのか」


「僕の親父、知ってるだろ?」


「頼んだんか」

「いいや」


「なんでじゃ?」

「引き延ばす理由がない」


「あろうが」

「あるか?」


「どういう意味じゃ」

「ここには何にもないよ」


「友達もか」

「友達なら別れても友達だろ?違うのか」


「それはそうじゃが、寂しかろうが」


「久坂、いつかはばらばらになるんだよ」


「今じゃのうてもえかろうが」



「親父さあ、苦労して来たんだよ、自業自得なとこあるけど」


「ほうじゃの」


「今回は何かから逃げるつもりじゃないみたいだから」

「ほうか」



「でも僕がいないとダメだから、ついてかないと」


「ほうじゃの、お前ら親子のことじゃもんな」



「すまん」


久坂はそれじゃあ

盛大にお別れ会をやろうと言った


「店を貸し切りにしてもらわんとな」


「いや久坂、そういうのはいい」


「あかんぞ」

「久坂、よう聞けよ

…みんな忙しい時期なんだよ、僕みたいな馬鹿に構ってる暇なんてない」


「関係ないわい」

「あるよ、あるんだよ」


「ない」


「久坂、嫌なんだ、僕が嫌なんだよ」



「なんでじゃ?」


「気持ちだけでいいから、話しを大きゅせんでくれ、頼むわ」



「ほんま勝手じゃの!」


久坂は怒って行ってしまった


今はわかってくれなくても

いずれわかってくれる

そう思うことにした


転校は初めてじゃない

静かにさっといなくなった方が

悲しみも少ない



極楽とんぼの園部も

急な話しに驚いていた


「斉藤はどうするんじゃ」


「どうするって? どうしようもないよ」


「まあ、たしかにのう」



「お前だけでも残ったらどうじゃ?」

「無理だよ、久坂にもそう言った、僕ら親子はずっと3人でやって来た」


「それはわかるが、親父さんにも困るのう」



「親父が考えたことだ、僕は賛成したし」


「親はいつも自分の都合だけじゃからな」


「そうかも知れん」



そうかも知れないし

そうじゃないかも知れない


子供の僕たちには

わからない事がたくさんあった



僕には僕の知らない

親父の過去があった


僕は黙って聞いていたけど動揺はしてた


取り乱すのは恥ずかしいし今さら過去を責めても

何かが変わるわけじゃない


それよりも

前に進むことの方が大事だ



親父には僕と妹に対する負い目があった


それは僕と妹に

母親の愛情を与えられなかった負い目だ


それは父親としてだ


父親と母親の兼務なんてできるわけない


そのことを僕は

許したつもりだった

僕は僕なりに納得し

その部分には触れずにきた


僕たち親子の仲の良さは

互いに痛みを忘れるという共同作業の上に成り立っていた


誰かが先に傷を癒すのなら僕はそれを応援したい


一刻も早く忘れて

普通の家庭になろう


それが僕の願いだった



僕や妹は

少し遠回りをするかも知れないけれど


親父が幸せになるなら

僕は待っても良いと思った


だって僕らは若いから

何度でもチャンスは巡って来るはず


何度でも




1学期も残りわずかとなった


梅雨は明け

セミたちの季節が来た


蝉時雨


そして高い高い空




終業式の前日

担任の芹沢から

転校のことを皆に知らせたいのだが

次の学校も決まっとらんし困ってると言われた


なかなかうまい具合に

編入先が見つからないのだ


1年や2年なら

比較的問題もないらしいが3年生になると

授業のカリキュラムが違うので簡単にはいかない


だから言わんこっちゃない


詰め込み教育の果てに

受験ばかり優先してるからだ


「いいですよ、みんなはもう知ってるし、改めて挨拶というのも気が乗らなかったんで丁度いいです」


「ほうか、ほじゃったらそれでもええが」


「構わないです」


「残念じゃが、向こうでしっかりやりんさいや」


「はい、ありがとうございました」


うんうんと頷いて

何故かやけに嬉しそうだ


劣等生の自然消滅

わかるよ

先生‥



最悪の場合は

編入先で1年留年ということも有り得る


この際飛び込むしかない


その分勉強をやり直せば偏差値も上がるかもだ


とにかく前向きに考えよう後ろばかり振り返っても…



振り返ると西郷がいた

「よお」


「お、おう 久しぶりじゃの」



「園部から聞いたわ」


「うん」



「明日、お前んちでサヨナラパーティじゃ」


「西郷、悪いけどそういうのは…」


「やかましい!わしが決めた! わしが決めたらそれで決まりじゃ」


「いや、でも…」

「グダグダゆうな!わしと園部と、斉藤だけじゃ」



「斉藤…」


「ええの?夕方までにはお開きじゃ、わしは忙しいからの」


「わかったよ」

「他の奴は呼ぶな」


「わかった」


そしてズカズカと歩き去った


物凄い迫力だったので

断れなかった


それに

広美と2人きりで

お別れするなんて

あまりにもあまりにもだ


また西郷に助けてもらった



「…とゆうわけで、明日から夏休みじゃが、休みじゃゆうても遊んどるヒマはないはずじゃ

この前のG社の試験結果見てもわかるじゃろうが…」



【男として】


僕は机の落書きをさすった


男として僕は何か間違ってるだろうか‥




まだ午前だというのに

背中が汗でじっとりとしていた



「…事故や病気に気をつけて…」


この教室に来るのも

これが最後とはとても思えなかった


夢なら覚めて欲しい



「…バイクは校則違反じゃけんな、あとアルバイト…」


ジ、ジジジー!


窓のすぐ近くでセミが鳴いた


芹沢の能書きが

だらし無く続いていた 




 

うちに帰って一息する間もなく

西郷がチャリンコでやって来た


LPの入ったN堂のビニール袋と

カセットレコーダーを持っていた


それにまだ荷物が


「何それ?」

「まあ、あとでじゃ」


「園部はまだだよ」

「あいつは斉藤連れて来るけん」


部屋の気温は27℃

たまらず窓を開け扇風機を回した


「西郷、ミルクするか?」

「なんじゃ、お前も吸い出したんか、しょうがないのう」


「どんどん本数が増える」


「やめとけやめとけ、ええことないぞ、バテるしの」


「まだ1日10本位だよ、西郷は吸わないのか」


「わしか、わしは中学ん時から吸うとるわ、お前らみたいに見せびらかせて吸うもんじゃないわい」


「見せびらかしてはないよ」


「旨いか?」

「まだ旨いまで行かん」


「はっはっは!じゃあ止めた方がええ」

「なんでそう言う?」


「金もったいないわい、そのうち止めれんようなる」


「止めれるよ」

「止めれんて」


「そうかなあー」

「そうじゃ」


ピンポ〜ン


「やっと来たの」



「お邪魔しまーす」

「こんにちわ」


「あ、まあゆっくりして、園部は帰っていいぞ」


「あほかー」



「始めよか」



コーラやジュースはあらかじめ買っておいた

グラスに注いで運ぶと

西郷が荷物から

サキイカやらピーナッツを出して広げ

最後にオールドを1本取り出した


あららら‥


「最初は割って飲め、酔うてもわしは知らんからな」


広美がウフッと笑い

自分のバッグから

ミニチュアサイズの洋酒の瓶を出して1列に並べた


「わあーい!」


「わいも持ってくりゃ良かったの」

と園部


盛り上がりそうだ

夜まで親父も妹もいない



西郷の音頭で乾杯


「ええ〜、では高杉くんの前途を祝って〜 乾杯!」


「乾杯!」

「カンパーイ」

「はい乾杯」


うー冷たくて美味い‥

ちょっと濃いな‥


シュポ


早速広美がミルクを始めた


僕と園部も火を点ける


「いっぺんに吸うな、煙いわ」

と西郷


匂いが残らんようにせんと‥


「学校決まったか」

「まーだ」

「ダブリ決定かあー」

「バカ言え」


「西郷珍しいのう?」

「最後くらい見送っちゃるわい」

「園部やめえよ?」


「おかわりー!」

「ゆっくりやれゆっくり」


「強いの?お酒?」

「うーんどうかなあ」

「弱いかのう」

「聞いとらんわ」


「高杉わしも」

「ハイ〜」


「何聴く?」

「ちょっと待て」

「アタシあれあるう?」

「これどう?」


「うるさい、これ」

「湿っぽい」

「しけってんのか?」

「うちにある食いかけ持って来た」


「あ、忘れとった電源」

「何?」

「記念じゃから」

「マイクあったろ」

「マイクマイク」


「高杉君氷取って来てええ〜」

「ああこっち」


バタン…



「あのう…」


「ナニ?」



「言わなくてゴメン」



「ダメ許さない」


「………」



「高杉いー!」

「ああー待て!」

「うるっさいバカ」

「なん…」



「嘘、半分本当」


「うん」


「行こよ?」




「お待た…」


「遅せえわ!」

「これからセルフサービスな」

「録音開始いー」


カチャリ




シーン…




「なんか喋れやアホ」

「急に無理じゃ」

「アハハハ」

パン、パーン


「歌え」

「いやじゃ」

「音楽わあ?」

「風でいい?」

「ええ〜?」


「ポール・モーリアとか」

「ちょっとのう〜」

「オリビア・ニュートン・ジョン」

「ジョリーン入っとる?」

「うん」

「じゃあそれー」


「ええー今高杉がレコードをかけてます」

「くだらんなあー」

「漫才やれ」

「お前がやれ」


「黙れ」

「静かに座れ!針が飛ぶけん」




1時間経過…


「ギャハハハ〜」

「わははは!」

「アハハハ!」


気温は28℃

「嘘じゃろ〜もっとあるわい」


カシャ!


「あ終わった〜」

「ちょい聴いてみよ〜」


プレイバックパート1

きゅるきゅる〜


「ん?腹へったな〜」

「なんかない〜?」

「ないよ〜引っ越し前だも〜ん」

「おーしこのへんからスタート」

「誰え〜これ〜」

「園部じゃ」

「違うちがーう」

「ほらまた〜アハハ」

「インタビューんとこ?」

「これ?」

「高杉じゃ」

「嘘でしょ?」

「嘘じゃないわい」

「あーホントお〜」

「何?」

「あ!こぼしたっ!」

「何やってんだよ〜」

「フキンフキン!」

「やっぱ高杉じゃ」

「変な笑い声」

「声変わりしとらん」

「なんじゃったっけ〜」

「何」

「早うせえ〜」

「ピョン吉よおー」

「ピョン吉〜?」

「平面ガエル!」

「わははー」

「教師生活35ね〜ん!」

「アハハ〜」

「ちゃんと拭いたか?」

「灰皿変える〜?」

「ラーメンあるか?」

「拭いたって」

「作ってええか?」

「あ?ウン」

「わいも」

「音楽止まってるう〜」

「ちょいゴメン」

「おい!」

「また吸うの?」

「ラーメンまだ?」



そして…2本あったTDKが残り30分を切った


オールドもあとちょっと


「買ってくるか〜」

「もうええよ〜」

「アタシ赤くな〜い?」

「ぜ〜んぜ〜ん!」

「園部飲んどらんじゃろ」

「バイクじゃ」

「どうする〜」

「いらんいらん」

「いらんわ」

「レコード〜」

「はいはい」

「なんか歌えよ〜」

「そうだそうだ」

「これ」

「なんだ」

「それやるわ」

「さだまさし?」

「風見鶏」

「いいのか?」


飛梅、晩鐘という名曲に

最終案内、つゆのあとさき、吸い殻の風景なんていう佳作が詰まってる

知る人ぞ知る名盤だ


「おう」

「ありがとう」

「アタシないよ」

「わいはこれ」

「ストレンジャーか〜」

「くれるの?」

「やらん録音せえ」

「ケチじゃのう〜」

「買うたばかりやわい」

「やれよう」

「しょうがないのお〜」

「いいよいいよ録音させてくれりゃ」

「ほれ」

「なんだシングルか」

「それで勘弁せえや」

「ありがと」

「アタシな〜い」

「いいって」

「酔っとるんか?」

「酔ってなあ〜い」

「もう飲ませんな」

「あ〜アタシ歌う〜」

「何?」

「なんじゃ」

「あれ〜、木綿のハンカチーフ〜〜」


「………」


酔いが冷めた 




僕たちは最後に

“風のささやかなこの人生”を大合唱した


僕のリクエストだ


園部が拓郎の

“今はまだ人生を語らず”を歌うと言い出したが満場一致で否決


「これにて解散!」

と西郷が言ったかどうか‥


この時の貴重なカセットテープは

今はもうない


失くしたのか

自分で捨てたのか


どちらにしても

“いらない”と思った瞬間消えてしまうものがある



西郷は僕に

広美を送って行けと命じた


園部は

「わいが行くからええぞ?」

と相変わらず鈍かった


が、

「気がきかん奴だな、お前は!」

と西郷に一喝され渋々引き下がった



僕はチャリンコを出した


本当はセミドロップで2人乗りはしんどいが

そんなこと言ってらんない


「じゃあの西郷」

「おう、また電話するわ」

「わかった、園部は?」


「あさってまた来るわ、広美、祭り来んのか?」


「わからん、約束あるし」

「まあ、高杉と待っとるけん」



「行こか」

「うん」


「ほんじゃの」

「バイよー」

「バイバーイ」



西郷は使い終わったグラスをきれいに洗った

それにならうように園部も広美も洗った


西郷はやっぱり

たいした奴だった




「坂んとこだけ降りてくれる?」


「ええよ」


広美は横乗りをして

脚をぷらぷらさせていた


初めてキスをした場所を過ぎても

2人は何も話さなかった


話せなかった



家に着くと庭にお母さんとクロがいた


クロはもう

僕を見ても吠えない



「すぐ帰るけん、麦茶とかいらんよ!」


広美はそう怒鳴ってから僕を招き入れた


部屋に入ると

ふうー!と息を吐いてベッドに座った


僕は少し離れて

彼女の机から椅子を引いて腰をかけた


あ、ミルク忘れちゃったな‥



「けっこう飲んだね」

「う〜ん」


「あさって右京らと花火見に行くんよ」

「そう」


「じゃけん」

「いいよ別に」


「別に、か」

「ああゴメン」


「ねえ〜顔見せて?」

「見てるでしょ」


「ちょっと待って」


机に近づき引き出しから眼鏡を取った


眼鏡をするとは知らなかった


「目、悪いの?」

「そう、ウフッ」


「どれくらい?」

「ほとんど見えない」


「そうなの!」


赤い縁の眼鏡だ

顔が小さいからどことなくミッシェル・ポルナレフっぽい


それで人を睨むわけがわかった‥



「こうゆう顔じゃったんじゃねー」

「またまた」


じーっ…



「ねえ?」

「何?」


「なんで行っちゃうわけ?」

「それは…」


「ちょっと聞いて」

「うん」


「どうして?」

「ん」


「こんなのってあんまりじゃない?」

「広美…」


「勝手に好きにさせといてよ?ずるいわ」


酔ってるのかな‥


「ずるい、ずるい!ずるい!」


下を向いて黙ってしまった

マズイ‥



「ふうー!」


あれ?


「嘘よ」

「嘘なの?」


「どっちでもええわ、もう」


「広美?」

「何にも言わんで」


「これ、もらって?」

「いいよ」


広美は自分がしていたミッキーマウスの腕時計を外して

僕にくれた


「気にいっとんのよ?」

「ありがと」


「あと、これもあげる」


オフコースのLPだった


白いボードに並んで刺さった

幾つもの赤いピン



そのジャケットはシンプルで

あまりにも鮮やかだった



「袋ね?待って」


押し入れの中から

手頃なビニールを探して無造作にレコードを入れた



「さてと、さよなら」

「え?」


「他に言うことある?」


「うん また来るよ」


「必ず?」

「必ず」



僕はそっと近づいた


「それはダメ」

「広美…」



「今度ね」

「わかった」


「絶対よ?」

「絶対」




僕たちは

長い間見つめ合い


どれとどれが嘘で


どれとどれが希望かを

推し量っていた




僕は

ボウリングの球みたいに

重い気分になり広美の部屋を出た


広美はベッドにいて

脚を投げ出しそっぽを向いていた



暗い階段が

みしみし音を立てた



広い土間に降りて玄関を出ると

外はまだひりひりと暑く

蝉時雨がひどいノイズのように聞こえた



広美の部屋の窓は閉まってた


「クロ、またな」


クロは尻尾を振って応えた




突然

大音量のギターが響いた



僕はドキリとして

広美の部屋を見上げた


(広美‥)



それは

ハードロックだった


音速を越えるマシーンの唸りが

聞こえてきそうだった



(広美ってば‥)



君は

ハイウェイの星なのか‥



(広美‥)


狂ったような

それでいて正確無比な

リッチー・ブラックモアの速弾きが


家中の窓ガラスをビリビリ震わせた



(なあ、顔出せよ、広美‥)


ハイウェイ…


(広美‥)



スター!




ぶっちぎりの…



眼鏡の彼女

僕の知らない‥




彼女は

ハイウェイの星に

憧れている‥



僕はオフコースを胸に抱えたまま

部屋の窓を見つめた


けれど

彼女はとうとう

顔を出さなかった




誰にもついて来てほしくないんだと

僕は悟り


彼女の家をあとにした

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