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あの異世界の果てにて  作者: ウケソセ
1/2

遭遇

初投稿です、はい

8月の猛暑が続く東京の墨田区スカイツリー付近そこには沢山の人々が行き交いゴタゴタとしていた。そこに修学旅行で来ているある高校の一行の姿があった。

「はぇ~あれがスカイツリーか」

その巨大な電波塔を見上げる男がいた。

男の名前は神崎冷、現在修学旅行で東京に来ている高校生である。

神崎は成績が特に言い訳でもなく運動神経が抜群な訳でもないいわゆる平凡な男子高校生である(少なくとも本人う思ってる)

「おい、神崎ぼけーっとしているとおいてかれるぞ」

神崎の友人の京治が声をかける

「嗚呼ごめんごめん」

「早くしないと信号が赤に変わっちまう!!走るぞ~」

二人は信号が青から黄色に変わった横断歩道を急ぎ足で渡りだした。

その時だった暴走したトラックがこちらへ飛び出して来たのだった。

「あぶない!!」

神崎はとっさに京治をおっとばす

しかし京治の身代わりになりトラックに勢い良く神崎が衝突する。


次の瞬間目を開けるとそこは見知らぬ小高い丘の上だった何処までも広がる深緑の大地そしてちらほらと倒壊しかけた螺旋状の幾何学的な塔が建っており遠くには大きな町のような物が見える。

「俺は天国にでも来てしまったのか⁉」

最初こそはあの世に来てしまったのかと思っていたが何だが違うなと察した。

とりあえずうだうだしていたってどうにもならないのでとりあえず町に行くことにした。


30分程度歩き町へ到着する町並みは石煉瓦の一階建て希に二階建ての建物が建ち並んでいる。見たところ文明水準的には中世ヨーロッパ程度かそれ以下で出会った。住人は普通の人間以外にも猫の耳や兎の耳を生やした獣人やエルフ等が町を歩いていた。「エルフに猫の耳や兎の耳を生やした可愛い女の子⁉俺は異世界にでも来てしまったのかな・・・」 

「ねぇ・・・少しいい?」

声をかけられ振り向くと年は15才程度だろうか青色のショートカットの髪に白と水色を基調としたドレスのようなローブと言ういかにも魔法使いぽっい格好をした少女だった。さらに驚いた事に彼女の喋る言葉は日本語では無いのに神崎は何故か聞き入ることが出来た。自分が未知の言語を聞き取り喋れることに驚きつつも彼女に返答した

「何ですか?」

「貴方格好的に外世界からの人?」

「ちょとなに言ってるか分かりませんけどたぶんそうです・・・」

「状況が読み込めて無さそうだし説明したいんだけど・・・立ち話も何だしついてきて」

そうしてその少女に連れられ教会のような作りの建物へ連れて行かれた。

教会のような建物に中に入った神崎達は談話室へ通される

「あっ好きなところに座って」

神崎はそのように言われ椅子へと座る

「そういえば名前をいい忘れたわね私の名前はレース・ハルノートここで魔導師をやってるのそれで貴方の名前は?」

「俺の名前は神崎冷です。」

「神崎ね宜しく、それじゃあ本題にはいるけど・・・この世界はもう気づいていると思うけど貴方の知ってる世界じゃない・・・ここの世界は様々な世界の狭間にあって時空が不安定なのそれ故貴方みたいにここの世界に迷いこんで来る人々が要るんだけど私たちはそう言う人々を外界人と呼んでいるんだけども・・・」

「所で元の世界に帰る方法は?」

「今の所はないわね」

「そうてすかぁ」

神崎は正直絶望した。こんな世界でどうやって生き残ればいいのか・・・この先やっていけるのかお先が真っ暗だった。

そこへ扉を開け一人の男が入ってきた。見た目は中性的な童顔に緑色の貴族が着るような服装にも似た修道服を着た身長の小さい少年(?)である

「あっテスタさん」 

レースにテスタと呼ばれたその男はレースに話しかけてくる

「あれ?レース・・・知り合いですか?」

「まぁはいそこで知り合った外界人です」

その話を聞いてテスタは嬉しそうに神崎に話しかける。

「お初にお目にかかります。ここの長を務めておりますテスタ・アルマートです。」

神崎は言葉遣いに引きながらも返答する

「俺は神崎冷です失礼しています・・・所でさっきから1つ聞きたかったんですけどここはどこですか?」

その質問に対してテスタが返答する

「ここはアルフェルト皇国の外れのいなか町マルキューレですね、そしてここは銀の魔法研究団の研究施設兼私達の舘です。まぁ現在ここには戦争に殆どの人が駆り出されてレースと私しか居ないんですけどね」

「へぇ・・・戦争ですか・・・」

神崎は平和な日本という国で安全に過ごして来たので戦争と言う感覚が余り沸かなかった

「所で、このあと行くところはあるんですか?」

「その無いです・・・」

「ならいっそのことここで住み込みで働いたらどうですか?」

「えっいいんですか?」 

「もちろん」 

その時神崎はやったぜ。と言う感じだった。もしかしたらこのあと途方に暮れての垂れ死ぬかもしれなかったのに何とかそれを免れる事が出来たのだ

「テスタさん・・・いいんですか?二人でさえ生活がカツカツなのにもう一人に養うなんて・・・」

テスタはクスクス笑い言い返した。

「見捨てる訳にも行かないでしょうに・・・それに神崎からはとてつもない何かを感じるんですよね・・・」 


こうして神崎の異世界生活が始まったのだった

初めて投稿するので誤字や脱字をご指摘くださると嬉しいです。

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