表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第1話 異世界転生?

国語力が皆無な者が書いたものです。

想像するのが得意な方にとってはそこまで困ることはないかと思われますが、もし読みづらかったりしたら教えていただけるとうれしいです!

そして「ここはこの言葉を使って書くといいよ!」など、ぜひ教えてください!

 運動不足とはどれだけの後悔を生むだろうか。

 体育の授業ではまともに動くことができず、団体競技で役に立てないことが多い。

 さらにクラスの人達からも馬鹿にされ、何1つメリットが無い。

 まぁ自分が運動してなかったのが悪いので自業自得である。

 そんなこんなで俺はのんびりと毎日のように家に引きこもっている。

 その間はもちろん暇なので、アニメなどを見て時間を潰している。

 そして今も俺はアニメを見ていた。

「さすがにこれも飽きてきたな・・・」

 俺はかなり夢中になって見ていたアニメを何回も最初から見ていたのだが、さすがに同じものを毎日見ていたら飽きてくる。

「そろそろまた新しいアニメでも見るか」

 そうして俺はアニメの一覧を見る。

 アニメの一覧には転生系、日常系、恋愛系などさまざまなジャンルのものがあった。

「ん?これはかなりよさそうだな・・・」

 そう感じたアニメは転生系の[最弱転生]というものであった。

 すぐさま俺はそのアニメを見ようとするのだが・・・

「うわぁ・・・もうお金が無いのか・・・」

 テレビの画面には[お金が足りません]と表示されていた。

 しかし俺はそれに違和感を感じた。

 その理由はこの前1万円課金し、残高は残っているはずだからだ。

 俺はすぐさまお金を使用した履歴を見てみる。

 ふと画面の右下を見ると[広告非表示モード]というのがあった。

「ちょっと待て・・・広告非表示料金?そんなの俺聞いたことないぞ?」

 俺はこのアプリを5年間も使っているのだが、全く気付かなかった。

 ただ、課金などの有料に手を出したのはまだ2年前の中学2年生の時だった。

 そのため課金についてはそこまで詳しいわけではなかったのだ。

「アニメにお金払ってるんだから広告がなくなるのは当然じゃなかったのかよぉぉぉぉ!!!!」

 そう叫ぶとともに俺は絶望した・・・のだが

「・・・まっ切り替えてさっさと課金するためにコンビニ行くか」

 そう言いながら俺は立ち上がり、着替えをして家を出た。

 こんなにも俺が切り替えが早いのは昔からのことだ。

 運動できなかったりしていじめられてもすぐに切り替えて問題なく過ごしてきたため、ちょっとのことで萎えたりしなくなったのだ。

 そのいじめなどの記憶ももう過去のことだから今は思い出すことすらほとんどない。

 コンビニは俺の家から徒歩3分のところにあるのでかなり楽である。

 コンビニまでの道のりはごく普通の住宅街で特段何も思うことはない。

 ただ、涼しい風だけは違う。

 俺の体を包み込み、この世の癒しというものを実感させられるのだ。

 そんなこんなで俺は誰もが聴き慣れた音楽とともにコンビニに入る。

 コンビニには週1は必ず来ているので、コンビニ内の構造と配置はほぼ完全に覚えている。

 店員さんとはかなり顔見知りになっていて、来る時はいつも笑顔でこちらを見ていてくれる。

 俺は慣れた手つきで課金を済ませ、ついでにジュースを1本買った。

 そして店員さんに手を振りながらコンビニを出た。

 もうすでに俺の頭の中は新しいアニメの想像でいっぱいだった。

 いつもはゆっくり歩いて帰る道も今日は自然と早歩きになっている。

 そんなこんなで気分が高まっていると後ろから激しいブレーキのような摩擦音が聞こえてきた。

 ・・・ブレーキのような音?

 すぐさま我に返り振り返った先はトラックの真正面だった。

 その瞬間、激しい音が鳴り響いた後、音がだんだん聞こえなくなってきた。

 先ほど買ったジュースは俺の服を濡らしたようだが、その濡れた感覚すらも感じなくなってきた。

 そして視界も真っ暗になった。




 変な浮遊感を覚えた後、俺は目を覚ました。

 周りを見てみると先ほどとはまるで景色が違う。

 まるで異世界の草原である。

 周りは風に揺られており、涼しさを感じられる。

 俺は視界の右上に[設定]と書かれた四角形が見えた。

 それはどの方向を見ても必ず同じ場所に見える。

 これはもう自分の視界がゲーム画面なのではないかと思った。

 この考えにすぐ至るのは俺が転生好きの引きこもりゲーマーだからだろう。

 その瞬間、俺は気分が高まった。

「この俺がついに異世界転生だと?」

「まぁまだ確証があるわけではないから少し歩いて調べてみるとするか!」

 そうして俺は軽快に歩き出すのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ