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書いて行く内に考えていく的なそんなノリです
僕は喫茶店で働いている。
ある日一緒に働いている女子に
「あなたの小説を読みたい」
といきなり声を掛けられた。
手元に持ち合わせてなかったのでその場で自分の小説を朗読させられる。
しばらくして彼女は口を開いた。
「ねえ。人前で自分の小説を朗読するのってどんな気持ちがするものなのかしら?」
「裸のまま人前に立たされるようなものだよ。」
「もっと知りたいわ。教えて。」
「学校に水着で登校するようなものだよ。校内の全生徒から好奇の目に晒される。」
彼女は席を立ち僕の手を引いて外に出た。