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ヨシキとゼロ  作者: ミミヨシ
エピローグ
42/42

新たな旅立ち

ヨシキ達は東の大陸から帰ってきた。

ジャックは自分の故郷へ帰り、仲間たちと毎晩宴会をやっているそうだ。町一番の勇者としてみんなから信頼されているらしい。


ヨシキとゼロは武器屋のバーカウンターで飲んでいた。

「武器代を払うよ、マスター」ヨシキは財布から現金を取り出して渡した。

「そろそろ結婚してくれてもいいんじゃないの?ヨシキ」ゼロはまっすぐヨシキを見て言った。

「王妃が男じゃまずいから、俺のメイドにならなってくれてもかまわないぞ」

「メイドなんか嫌よ。私は高貴な存在なんだから」ゼロはふくれた。

「これからどうするんだ?」マスターはヨシキに聞いた。

「ああ、のんびり再建していくよ」ヨシキはウイスキーを一口含んだ。

「じゃ、またねヨシキ」ゼロは立ち上がって「お代はヨシキ持ちね」と言い店を出た。


ヨシキはその後すぐに店を出て、ゼロが天を見ている姿を見た。

「じゃ、私行くわ」

ゼロの背中からバサっと大きな羽が生えた。

「天国から応援してるわ。愛してるヨシキ」

ゼロは光に包まれて空へと飛んで行った。

ヨシキはそれを眺めて「ああ、任せろ」と言い、涙をぬぐった。

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