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店内はアンドロイドがいっぱいいて混雑していた。
ロベスはアンドロイドの制圧地帯だからだ。
「ここでは静かにしたほうがよさそうだ」ヨシキはテーブルを見つめながら2人に言った。
注文をして、3人は静かに待った。
すると1体のアンドロイドが近づいてきて「お前見ない顔だな」と話しかけてきた。
「ああ、旅行に来てるんだ。いい街だな」ヨシキはフランクに返答した。
「ふぅん。まあ楽しんでけよ」アンドロイドは自分の席に戻っていった。
ジャックは大盛りの洋食を食べながら「緊張感が高まってきたな。本番って感じで」と小声で言った。




