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ボッテ村に到着して早速村長の元へと向かった。
扉をノックするとすぐに村長が出てきた。「おや、もう終わったのかい?」
「ああ、これでこの島からはアンドロイド達は居なくなったはずだ」ヨシキは胸を張って言った。
「これでボンゴ族に歌を作ってもらえるんだな」村長は3人にお茶を出した。
「そう。この島も平和になるわ」ゼロはお茶を飲みながら言った。
「そうなるといいな」
「それじゃ、またお腹もすいたことだしここのグルメを堪能してズンドバ村へ向かうことにするわ」
3人は村長の家を出て、繁華街へと行った。
「今度は中華麺が食べたいな」ジャックが登りを見て指さした。
「いいな、そうしよう」3人は中華料理屋へ入って行った。
中はいい雰囲気で中国製の置物なんかが飾ってあった。
「いらっしゃい。ここでいいかい?」店主がテーブル席へ案内した。
「私は中華そば」ゼロが言った。
「俺はそれとチャーハンも」ジャックが言った。
「俺は中華焼きそばで頼む」ヨシキが言った。
30分もかからず料理が出てきて3人は談笑しながら平らげた。もちろん一番食べるのが早かったのはジャックだった。
店を出て「じゃあズンドバ村へ向かおう」とヨシキが先に車に乗り込み、2人は後部座席に乗り込んだ。




