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ヨシキとゼロ  作者: ミミヨシ
世界の終わり
17/42

16

ヨシキは女王のいる部屋を訪ねた。

「あら、おはよう王様」女王はまだ寝間着のままだった。

女王は奥の部屋へ行って正装に着替えて戻ってきた。

召使がコーヒーをヨシキの前に置いた。

ヨシキはコーヒーをすすりながら何やら考え込んでいる。

女王が目の前に腰かけた。

「起きるのが早いのね」

「ああ、夕べは考え事をしてあまり眠れなかった」

女王の前に紅茶が置かれた。

それをすすりながら話が続く。

「女王、頼みがある」

「なあに?」

「ジェット機を貸してほしい」

「あら、それはいいけどどこへ行きたいのかしら?」

「南の国のボンゴへ行きたいんだ」

「それはまたどうして?」

「あそこにはあの連中がいる」

「あの連中?」

「ボンゴ族には頼みがあってな」

「もしかして音楽でも作ってもらうつもり?」

「ああ、よくわかるな。士気を上げるのに大事なことだ」

「いいわね。大切なことよ。分かったわ。手配しておく」

「ありがとう」

「それより、ゼロさん達は?」

「ああ、あいつらは町を散策へ出かけた」

「楽しんでもらえるとうれしいわ」

豪華な朝食をヨシキと女王は味わった。

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