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プロローグ

ネット小説大賞に応募しようとして書き下ろした小説です。

贅沢を言わないからこんな学園生活を送りたかった……

「なあ真は学生生活で何か思い出はあるかい?」


 優しい先輩が開けている喫茶店で先輩はそんな事を聞いてきた。


 学生生活、それは人生の中で最も重要である時間だろう。


 そこがどれだけ充実していたかでその後の人生が変わると言っても過言では無い。


 朝に規則正しく起き、授業を受け、仲の良い奴らと共に談話しながら飯を食い、そして放課後は部活やバイトやらに精を出す。


 そしてその間に恋愛をし、自分の人生を彩っていくのだ。


「それはあれですか、先輩?俺が学費が払えないせいで高校を中退した俺への嫌味か何かですか?」


 だけど俺には関係ないんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉォォォ!!!


 こちとら高校の春休みに俺を1人で育ててくれた母が死んで以来、天涯孤独の身なんだよ!


 中学卒業したくらいじゃ雇ってくれるところもなく、学費を払おうにも払えずに仕方なく高校中退してバイトで食い繫いんでだよ!


「あーいや中学の事を聞こうと思ってね……」


「あっ……すいません。」


 俺の早とちりで空気が悪くなってしまったのが原因か今日は早く上げさせてもらうことに。


 しかし、早く上がった所でゲーセンのシューティングゲーム周回くらいしかやる事がない。またゲーセンのハイスコアでも叩き出すか?


 まあ、たまには料理でも作るかと考えながら服を着替え、裏口から出ようとした所でバイトの先輩に声をかけられた。


「真、お前の知り合いが来てるみたいだ。」


 知り合い?俺の知り合いって言えば中学、高校の同級生くらいだが今じゃあだいぶ疎遠になっている。


 奏や礼央に関しては、先輩も知っている筈だしな。


 それ以外に俺の知り合いなんていない筈だが……


「やあはじめまして、君が鴉間真くんかい?」


 先輩に連れていかれたカウンター席に座っていたのは高級そうなスーツに洒落た腕時計をつけ、髪色は金の何処が胡散臭い男。


「……俺、何かしましたか?」


 どう見てもそういう筋の人です。本当にありがとうございました。


「いやいや、俺はそんな危ない人じゃないよ?こう見えて学園の校長をしているくらいだ。」


 教育上悪すぎる格好だろ。だいたい金髪の先生なんて英語の先生くらいしか見たことねえっての。


「それで?俺は貴方とは初めて会った筈ですが?」


 話を戻そう、俺はこんな人を見た事がない。中学の先生でもなければ母の遺産を根こそぎ奪い去った親戚でもない。


 じゃあこいつは誰だ?


「君は知らなくて当然だ、何故なら俺は君が生まれたことも翔子から聞いていないからね。」


「ちょっと待て!何で貴方が俺の母の名前を知っている!?……まさか!」


 男は出されたお冷やを飲み、立ち上がると両腕を広げて素晴らしい笑顔を浮かべた。


「そうさ、俺がお前の父親だ。さあっ!この胸に飛び込んでこい!」


 俺はその言葉を聞いてすぐに走り出した。

 俺はずっと父に会えたら言いたいことがあったのだ。

 したいことが山ほどあったのだ。


 先輩は「……孤児の俺とは違って父がいるなんて良かったな」と目を潤ませている。


 溢れんばかりの笑顔を浮かべて父の懐に飛び込んだーー







「こんのクソ野郎がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


「ビブルチッ!!」







 全身全霊の力を込めた拳を父に叩き込むために。父(仮)は空中で錐揉み三回転すると地面へと熱烈なキスをした。


 先輩の涙は引っ込んだ。




 *




「中々にいい拳だったぞ、我が息子よ。」


「もういっぺんくらいたいんですか?」


「ごめん。」


 殴りたいその笑顔を浮かべていた父を殴り飛ばし、マウントポジジョンで顔面に腫れてないとこがないほどに殴った後、先輩に断って近くの喫茶店に移動した。


 先輩は同棲している人達に目の前で起きた事を電話で話していた。


「さて本題と入ろうか、じゃないとまた殴るだろ?」


「当たり前だ!俺たちを放っておいて今の今まで何処にいやがった!母さんがどんだけ苦労したのか、あんたに分かんのかよ!」


 昔、母は何処かにふらっと消えたらしく1年後にお腹に俺を宿して帰ってきたと親戚が責め気味にそう言ってた。


 そのせいで母は実家から勘当されて大きなお腹を1人で何とかして俺を産んだ。その後母は一生懸命に働いたのだがそのせいか過労が原因でこの世を去った。


 母曰く、私は外国で初めて恋をしたとか言っていたから父は外国人なんだなって納得していたのだ。


 現に俺の容姿は見た目不良か?ってレベルの金髪に優しそうな翠の目(自己評価)そこそこいけてる顔(自画自賛)だ。


 認めたくはねえけど間違いなく父はこいつだ。鏡で見たみたいに俺の一部分が所々に垣間見える。


「許してもらおうとは思っていない、だからお前の拳も俺は受け入れた。それでもお前の溜飲が下がらないのならこんな頭いくらでも下げよう。すまなかった」


 机におでこをつけて平服する父らしき人の姿を見てため息をつく。


「顔を上げて下さい、許すつもりはないけど誠意は伝わりました。それで?これからどうするんだ?俺はあなたの元で暮らすのか?」


 ここまでくれば流石に怒りも静まる。それよりも未来の話をしよう。俺は養育費だけ与えられて日本で育つのか、または外国にでも行くのか。


「一応は俺が経営する学園で暮らしてもらいたい。寮完備の上に教育も充実している。だから俺について来てくれないか?」


「別に構わないですよ。で?何処に行くんだ?アメリカ?イギリス?オーストラリア?」


 俺は父もどきに奢ってもらったカフェオレを飲みながら(お子様用)とりあえず思い浮かんだ外国名を言ってみる。


「いや異世界だ」


「…………」


 俺は口の中に含んだ飲み物を胃に流し込み、バイト代で得たガラケーを取り出して


「もしもし警察ですか?はい、目の前に薬物やって幻覚見てる外人がいまして…」


「ストップ!ストップだ!息子よ!信じてくれ!本当の事なんだ!」


 慌てて携帯を下げさせようとする父(多分)を横目に携帯をしまい、剣呑な目を向ける。


「いくら俺が17だと言っても流石に現実と空想の区別くらいはつくぞ?やっぱり貴方悪い人だろ?」


「違うんだ!今から証拠!証拠を見せるから!」


 慌てて父(擬)は中空に手を出すと何やら唱えると漫画やアニメで見た光のエフェクトが発生し、魔法陣が広がったかと思うと手にはボウガンが握られていた。


「………マジック?」


「武器魔法だ。」


「……ちょっと待て、現実を受け入れる時間をくれ。」


 俺は出されたボウガンを手に取り、確かめて見る。

 ひと通り撫で、見て、ゆっくりと机に置き、


「あ、はい、警察ですか?ボウガンって銃刀法違反に入りますかね?」


「だから辞て止めくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


 まあここまでは天丼ということで。


「まあ信じてやるよ、目の前で起きた現象が何よりの証拠だしな。」


「そうか……なら単刀直入にいう君は異世界に来る気はあるかい?」


 異世界ねえ……母がいなくなった理由も間違いなく異世界に行ってたからだよなぁ。


「こちらの世界には帰ってこれるのか?」


「夏休みを利用しての里帰りは許可するが永住は出来ない。もしこちらの世界に未練があるならこちらに残って貰っても構わないが……」


「もう二度あんたが迎えに来ることはないってことだな?」


 つまり機会は1度、ここでの答えが全てを左右すると言ってもいい。


 何もないこの世界で生きるか、こいつと母が生きた世界で生きるか……


 そんな答えとうに決まっている。


「連れてけ、こちらの世界にいても俺の未来なんてたかが知れてる。ならまだそちらの世界で一からやり直した方が良さそうだ。」


 中卒で親なしの俺がこの世界で生きるには辛すぎるハンデだ、ならまだ父がいる世界の方がいいに決まっている。


「そうか良かった。」


 親父は溢れんばかりの笑顔を見せると懐からいくつかの書類を机の上に広げた。


 しかし読めない。

 俺は文系じゃないんだよ、数学、物理が得意な理系なんだよ。


「異世界の言語で書かれているから読めなくても無理はない。後で本を渡しておくから勉強しろ。一応これらの書類はお前を我が学園『クオーレアカデミア』に留学する為の書類だ。翔子の時にも同じ書類を書いてもらった。」


 父が指し示す場所に渡されたペンで丸を付けていく。これ実は不利な条件とかで嵌められてねえかなと思いながら。


「あちらの世界『ニンフィニア』と言うがこの世界と環境はあまり変わらない。四季があり、時間感覚も一緒、変わっているのは剣や魔法が当たり前にあると言うことか。」


 やはりそこらへんはザ・異世界と言うことか。


「じゃああれか?魔王とか居たりするのか?」


 やっぱり異世界に転移したとなれば絶対的な悪がいるはずだ。こう……世界を乗っ取ろうとする奴とか。


 だが父はそれを一笑する。


「いる訳ないだろ?そんな奴らは俺たちが倒したからな。そうじゃなきゃ平和な世界から留学生を募集する訳ないだろう?」


「…そうか。」


 別にちょっと心踊る戦いとかあるんじゃないかなって思ってた訳じゃないよーホントダヨー


「後は学園についての説明か。これからお前には学園の寮に留学生扱いで入ってもらう。英雄の息子だとバレるとかなり厄介だからな。一応彼方では海を渡った大陸から来たという設定になる。ここまではいいか?」


 俺は肯定の意思を表すように頷く。

 そりゃあ、魔王を倒した英雄なら彼方の世界でかなり優遇されているだろうからな。


「よし次だ。あちらの学園ではルールがある。それは1人の異性とパートナーを結ぶことだ。」


「パートナー?」


「俺が先程出した武器があるだろ?実はあれだけでは『心武器』としては不完全だ。」


 色々な単語が出てきた為に順に説明をお願いする。父は1つ咳払いをして単語を1つずつ説明し始めた。


「先ずはパートナーについてだ。パートナーとは学園内で共に暮らす存在だ。入学時に成績や人格によってパートナーを決める。パートナーは共に同じ部屋に住み、同じ飯を食うなど常に一緒にいることになる。」


「何でそんな事を?」


「そこで次に心武器が関係して来る。あちらの世界では男が武器魔法、女が能力魔法を使えるようになっているんだ。だがそれらは各自では使えない。」


「じゃあ意味なくね?そんな魔法いらないじゃん。」


「話は最後まで聞け。()()で使えないだけだ。パートナーになれば武器に能力を付与した魔法武器『心武器』を扱える。だからこそパートナーを結ばなきゃならない。」


 つまり剣に破壊を付与できたり、槍に貫通を付与できたりする訳か。


「その為に一緒に暮らしてもらい、絆を深めてもらう。親愛度が高ければ高いほど学園内でのランクも上がり、より有意義に過ごすこともできる。もちろん恋人になって貰うのも構わない。というか、俺の学園の生徒は卒業したらほとんどが学園で共に暮らした相手と生涯を過ごしているぞ。」


 要は強制お見合い装置か。最初からフィーリングが合う異性を選んでもらうとか最高かよ。


「でも猫被ってたりして別れたりしたらどうすんだ?」


「一応その時の規則もある。パートナーがいない相手、フリーと呼ぶがフリー達専用のクラスがあるからそこで新たに自分で探して欲しい。」


「……厳しすぎやしないか?死別とかしたり、トラウマになった奴らはどうすんだよ。」


「その期間もちゃんと決めてある。1ヶ月以内は互いの価値観の違いとかの下らないもの。半年がそうやってトラウマを負ったもの。死別などは一年の間はパートナーを無理に組まなくてもいい」


 それでも短え……俺が母さんが死んでから立ち直るまで割とかかったからな?


「そもそもそんな奴らはほとんどいない。パートナーは100組、フリーは100人だ。それに価値観の違いとやらも実に下らない。貴族のボンボンが平民の娘にしつこく迫ったり、貴族の娘が平民の男をこき使ったせいとかそんな馬鹿げたものだ。」


「相性調べてるんじゃないのかよ。」


 というか平民、貴族、ごった混ぜなんだな。てっきり分けられてると思ってた。


「調べても互いに対話をしようとしないからこんな事になる。話せば互いの趣味が一致してるとかその子の家系が自分の望んだものとか分かるものを……」


 まあそこら辺はこの世界と一緒だな。コミニュケーション能力がない人間は社会から爪弾きされる。


「後はランクについて説明しとくか。」


「ランク決めでもあるのか?」


「さっき言ったが親愛度が高ければ学園から報奨金が与えられる。それは親愛度のランクSからEで分けられているんだ。そのSランクのトップ5は全員仲睦まじいぞ。」


 レベルが上がれば上がるほど学園内の地位が上がり、より自由に過ごせるようになるのか。どっかの学園都市みたいだな。


「後はおいおい自分で学んでいってくれ。じゃあ俺はこれからあっちに戻って留学の準備を整えなきゃならない。だから2週間後の今の時間にここに来い。」


 すると親父は机の上の書類を全てまとめて懐にしまうとボウガンの矢を床に向けて放った。そこから円状の穴が空いたかと思うとそこに飛び込もうとする……いや待て!


「ちょっと待て!あんたの話が正しいならパートナーは母さんじゃないのか!?なら母さんが死んだのに何で心武器が使えてんだよ!」


 その言葉に親父は悲しそうに笑うとただ一言


「めんごっ!!」


 気持ち悪いウインクと共に穴の中に逃げていった。咄嗟に手を伸ばしても既にそこは何の変哲も無いただの床で俺は店の迷惑を気にするのも忘れて


「あんの野郎!!あっちで女つくってやがったなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 床を殴りつけながら大声で叫ぶしかなかった。



 *



 あの野郎と別れて2週間の間、俺は様々な準備をしていた。


 バイト先に辞めるという連絡を入れたり、あちらの世界で役に立ちそうな知識を勉強したり、あちらの世界の単語を覚えたり、殺傷率の高いナイフを購入したり、アパートを引き払ったりした。


 バイト先の先輩はお別れ時に飯を奢ってくれた。先輩はとても良い人だった。近々幼馴染の誕生日があるらしいのでそこで告白したいらしい。


 彼の恋路が実ることを願おう。


 そして、今俺は懐にピカピカに磨き上げ、研いだナイフを懐にしまい、喫茶店前であの野郎を待っていた。


 そして……

 その時はやってきたーー


「いやあお待たせ……とわっ!?」


「チッ!外したか!ならばくらえ唐辛子爆弾!」


 昨日夜なべして作った卵の殻に唐辛子の粉をふんだんに入れたお手製爆弾を喰らいやがれ!!


「辛っ!?な、何が!?アアッ!目にしみる!!焼けるぅぅぅぅぅ!!」


「そして全てはこの為に!!」


 見事顔面に当たって鼻水やら流して悶えているクソ野郎の股間めがけて足を振り上げた。


「ほぉぉぉォォォォォォォォォ!!?」


「イッケェェェェェェェェェェ!!!」


 俺の黄金の右足が唸る。

 玉を潰せと俺の何かがそう言ってる。


「うおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!玉とったりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」


 何かが潰れたような音が聞こえるなかで強引に振り切るとクソ野郎は崩れ落ち、股間を抑えたままうつ伏せになって痙攣を起こしている。


「ふう…いい仕事をした。これでもう俺のような奴を生み出す事はないだろう。」


 ああなんて晴れ晴れとした気持ちなんだろう。

 例え足元のおっさんが白目を向いて倒れていようと俺は気にする事はない。


 何故なら俺が勝者だからだ。



 *



「よし…玉が玉座に返ってきた。」


「なら次は竿をへし折るわ。」


「止めろォ!!これ以上俺の息子に手を出すなぁぁ!!」


「その股間の息子が暴れたせいで息子が不幸な目に遭っているんだが?」


 開幕戦から目を覚ました男を正座させてぐちぐちと嫌味、皮肉を並べて確実に精神的な傷を増やしていく。


 気が済んだところでさっさと立たせるとクソ野郎はボウガンに矢を装填し、近くの壁に撃ち込む。


 すると矢が刺さった場所を中心として人が1人入れる程の黒い穴が円状に広がる。


「さて異世界へ行く準備はできたか?忘れ物はないな?なら行こう!」


「おいその前にアンタと母について聞いておきたい。」


 ここで有耶無耶にされるともう聞けない気がするとそんな予感を感じた。


 糞親父は苦虫を噛み潰したような顔をするがここで話さない方が後々不味いと思ったのか、昔の事を語ってくれた。


 話を聞いたところ、母は世界の歪みによってニンフィニアに呼び出された存在だったらしく、当時学生だった父とパートナーを組んでいたとの事。


 父と母の他にも学園からの仲間がおり、彼らは力を合わせて反乱を起こした魔族の王ーー魔王と呼ばれる存在を討ち取り、見事に世界を救い、英雄として祭り上げられるようになった。


 だがその代償に魔王の最後の悪あがきに巻き込まれ、ニンフィニアから飛ばされた母は地球に帰ってきた。その後は妊娠が発覚し、実家から勘当されて俺を産んだ。


「その後、翔子をなくして落ち込んでいた俺の拠り所となったのが今の妻だ。だが信じてくれ、私はお前の母を愛していた。それだけは今でも変わらない。」


 真剣な表情で語られ、俺の中で燃える炎も幾分か収まりがつく。


 言葉だけかもしれない。

 思いなどないのかもしれない。

 それでも母が誰かに愛されていた事だけは知っておきたかった。


「よし行くか。もうこれで母の怨みは一旦なしだ。頼むぜ糞親父。」


「ああ!父に任せておけ!よし行くぞ!」


 父に背中を押されて穴をくぐる。


 さらば地球

 そしてはじめまして異世界。


「俺の第2の人生の始まりだ!」

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