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ギルド受付嬢左遷物語  作者: 貴遊あきら
グラスベル編
27/40

23, 初恋の人

アスカ・ウィーロンとの実りある相談会を終え、エリシア・シュレイルはギルド支部への帰途についた。その隣を、尻尾を大きく揺らしながら闊歩するのはシルビア・ヘイリースランである。

彼女は言った。


エリシアを送り届けるのは私の義務だ。そのついでに、巡回の続きをしてこよう。


すると巡回のパートナーであるカリサ・フリードはこう答えた。


じゃあ、俺はこれからアスカと飲みなおそうっと。


馴れ馴れしくアスカの肩に腕を回し、「いいでしょ」と呆れ顔の友人に目配せした。アスカは非常に嫌そうな顔をしていたが、呆れるばかりで咎めることもしない様子を見る限り、今に始まったことではないのだろう。

フリード殿は彼に任せようとご機嫌なシルビアに対し、エリーはまだ少し立ち去り難い気分だった。

十分礼は言ったし、一警備騎士の意見も聞くことができた。心残りなどないはずなのに、先を急ぐシルビアに腕を引かれつつ、二度三度と彼ら――いや、アスカを振り返らずにはいられなかった。以前どこかで会ったことがありませんか。走り戻ってそう尋ねることもできなかったけれど。








日陰の続く通りの軒下を歩きながら、エリーはふと隣を歩くシルビアを見上げた。


「シルビアさんには、初恋の人っていますか?」


脈略なくそう訊けば、ぎょっとしたシルビアが目を見開き、やや困ったような顔をする。


「は、初恋の人? こ、恋の話だな。そ、その、私はあまりその手の話をしたことがないから、エリシアの期待する様な、その、友人間の楽しい話ができるかは分からないが…」


――友人間の楽しい話。


そう改めて言われると、あまりにも自然に話題を振った自分にエリーは驚いた。そういえば、恋の話など叔母以外にしたことがない。


幼少期から常に従兄に囲まれていたせいもあり、親密な友人関係を築くことはなかったし、センティーレに越した後は周囲と積極的に関わることはしなかった。守ってくれる家族がいない都会(センティーレ)で、自分という存在が浮き彫りになり、同僚と自分を比較し、あるいは自分の無力さに幻滅し、ゆっくりと、そして確実に、もともと多くなかった自信を失っていった。

ふとした沈黙の時、なぜ自分はここにいるのだろうと自問して、その答えは得られなかった。辺境の地の小さなギルド支部にでも採用されていたら、おそらくきっと、ありのままの自分を知らずに生きていけただろう。


いうなれば、グラスベルの地は、本来エリーが在るべき場所だったその辺境の地と同じなのだ。誰も自分の無力さを知らないこの地では、人々からの視線に変に卑屈にならずに済むし、呼吸が楽だった。おそらく、あのときよりずっと明るい表情をしているに違いない。


赤い顔をするシルビアの顔を見つめながら、エリーはふと笑みを漏らした。


こうして誰かと肩を並べ、何かを語らうことができるようになったことは、彩のなかった人生にとって、とても素晴らしいことだ。新しい出会い――その喜びを、ようやく知れたような気がする。


たしかに、生ぬるいこの生活に身を置くことは一種の“逃げ”なのかもしれない。ひたすらに状況に流されてきたからこそ、どこか辛辣に自身を省みることができた。けれども、その生活の中で得られたものも多い。

きっと、何が正しくて何が間違っていると、そう簡単に言えないのが私の人生なのだろうとエリーは思った。流されていくばかりでもいい。ただそこで、何か大切なものを見つけよう。


「実は、私もあまり、そういう話はしたことがないんですよ。シルビアさん。だから今、なんだかドキドキしています」


照れ笑いを浮かべ、そう打ち明ける。するとシルビアは意外そうに瞠目したあと、緊張に強張った顔を緩めた。


「私など、団長の前に立つよりずっと緊張しているぞ」


「そんな、大げさですよ。もっと気軽にしてください。私はもっとたくさん、シルビアさんと色々な話がしたいです」


「…そう言ってもらえると、とても嬉しい。フリード殿の言葉を気にしていたわけではもちろんないのだが、優しいエリシアのことだ、私に気を遣っているのではないかと心配していた」


紫苑の瞳が不安げに揺れるのを見て、エリーは躊躇いがちに口を開く。


「正直に言えば、流されていた部分もあったんです、騎士の方に出会ったのも初めてでしたし…。でも、信頼に足る人だとすぐに分かりました。それから、…シルビアさんの行動的な部分には、驚くこともたくさんありましたが、そういう部分を見て、少しずつシルビアさんのことを知って、ああこういう人なんだなと分かることが、楽しいんです。それってきっと、私がシルビアさんのお友達になりたいからですよね」


「ふふ、私にそれを聞いてどうするのだ?」


微笑を洩らしたその横顔にいつもの厳しさはない。目元が嬉しそうに緩むのを見て、エリーは何だか胸が熱くなった。


「きっと、これから私の色々な部分を見て、幻滅することも多いと思うんです。シルビアさんと私は、共通点があまりないですから」


「それはきっとお互い様だ。だがそれでいい。そうでなくては面白くないと父が言っていた」


「お、お父様が?」


「ああ。実はすでに父に、エリシアのことは伝えてある。優柔不断で流されやすく、とびきり優しい性格だと言っておいた。すると父は言った。そうでなくては面白くない。おまえと同じような娘は二人もいらないからな、と」


私も、合わせ鏡を見るのは遠慮したいとシルビアは締めくくる。

彼女の言うことももっともだとエリーは思った。もしもシルビアが自分と似たような性格をしていたら、きっと二人は今の関係にはなっていなかったはずである。互いに他人行儀なあいさつをして、それで終わっていたはずだ。そう考えると、なんだか拍子抜けだった。


「シルビアさん。私、あまり深く考えないことにします」

「奇遇だな。私もそうするつもりだ。考えるより剣を抜いたほうが早い」


その答えに、エリーは微笑を返すに留めた。


「それで、改めて私とエリシアの友情が誓われたところで、話を戻そう。初恋の人だったな。幼少時、剣を熱心に振るう年上の幼馴染がいて、その姿に憧れたこともあった。ただ、数年後には私があっさりと打ち負かしてしまった。悔しくて父親の服にしがみつき、私に苛められたと滂沱するものだから、すっかり冷めてしまった記憶がある。――改めて話してみても、やはり面白みのない話だな」


ドキドキ感のない、淡々とした話しぶりが面白かったが、おそらくそう言えばシルビアは落ち込むだろうと思い、エリーは曖昧に微笑む。


「シルビアさんの好みってどんな感じの人ですか?」

「むー、言うところの“好きなタイプ”というやつだな。ふむ、私はあまり深く物事を考えない性質らしいので、頭の良い人がいい。エリシアはどうなのだ? そうだ、初恋の人とやらのことも聞かせてほしい」


次は自分の番だと促され、エリーはどう答えてよいか迷った。彼女の初恋の記憶。それはとても曖昧な、断片的なものでしかない記憶だった。


青い目と、黒髪と、頭に巻いた布。――いや、帽子だったかもしれない。

どこか近づきがたい雰囲気を持った、言葉少ない少年のイメージ。彼を初恋の人と呼んでいいか、実の所エリーには判然としないものがある。

ただ、断片的なイメージを継ぎ合わせ、膨らませるだけで、どこか甘く、切ない気持ちになった。そしてその、おそらく成長したらこのようになるのだろうと思った通りの姿が、まさにアスカ・ウィーロンだった。


「アスカさん、でしたっけ。よく似ているんです」

「………もしや、その、なんだ、エリシアの初恋の人に、か?」

「はい。おぼろげながら覚えている部分が、凄く似ていて」


照れ笑いの中に自嘲の色をやや滲ませてそう言ったエリーに、シルビアはむむむと唸り、眉間にしわを寄せる。


「すまない、エリシア。私はどうしたらいいのだろう。ウィーロン殿はたしかに良い方だ。だがエリシアと将来番うのかと思うと、少し殺意が湧く」

「え」

「も、もちろん、エリシアの大事な人だと言うのなら、我慢する。だが、ようやくできた友人が、ウィーロン殿とはいえ、ぱっと出の男に良いようにされるのは気に食わない。だから大変悩む」


「い、いえあの、シルビアさん。えっとその、似ているってだけで、別に好きだとかそう言うことじゃないですよ。つ、番うとか付き合うとか、そんな飛躍しないでくださいよ、ははは」


もう少し話してみたかったなどとはとても言えないなと、エリーは冷や汗を掻いた。


「そ、そうなのか? なんだ、それならそうと言ってくれ」

「は、はい、お騒がせしてすいません」


「いや、いいのだ。私としてはもっとこう、現実味を帯びない話がしたいというだけだ。正直に言えば、私はそのあたりの情緒に欠けているらしい。友人とは恋愛の話で盛り上がるものだと聞く。今はまず、エリシアとその手の話をし、経験と耐性を積むべきだ。過ぎ去った初恋の話とか、好きなタイプとか、そういった地に足がついていないような話がいいだろう」


「そ、そうですね! 私も恋愛の話は不慣れですし、深い話は徐々にしていきましょう」


互いに恋愛初心者だと分かれば、気を遣う必要もなさそうだとエリーはホッと息をついた。一方のシルビアは、“深い話”にぴくりと耳を揺らす。尋問官のごとく顔を寄せ、一オクターブ低い声で訊いた。


「本当に好いた男はいないのだな? 私に隠れて交際している男もいないな?」


ちら、と共に暮らしている部長殿の顔がエリーの脳裏によぎったが、慌てて振り払った。


「へっ、え、いませんよ! だ、だいたい、誰が私とお付き合いしたいっていうんですか。しがないギルド受付係で、優柔不断で、流されてばっかりで、十人並みで…むしろ十人並みに入っているかもよくわかりませんし…」


「ふむ。エリシアならば引く手あまただと私は思うが。確かに目を引く外見ではないが、胸が全くないわけでもないし、やせ過ぎでも太り過ぎでもない。小柄で丁度良い体格だ。美人は三日で飽きると言うし、エリシアはどちらかといえばホッとする様な容貌だ。男は女に安らぎを求めるものらしいから、流されやすい、よく言えば控えめなエリシアは好かれるタイプだと結論付けることができる」


褒められている気はしなかったが、シルビアの気遣いは十分感じられたので、エリーはぎこちなく微笑んで礼を言った。


「お世辞ではないぞ。比べることでもないが、私などすでに、父から“嫁の貰い手はないだろう”との烙印を頂いている。まあ、私も誰かと番う気などさらさらないのだが。番ったとして、その男のために厨房に立ち、甲斐甲斐しく世話をするかと思うとゾッとする」


「それは、逆なんじゃないですか? すごく好きな人だから結婚して、その人のために料理をしたり、尽くしてあげたいって思うんじゃないかと」


「なるほど。情があるからこその行動だと言うわけか。そう言われると、たしかに納得できそうだ」


「そうですよ。好きだから、喜んでもらおうと好物を作ったりして……」


そう言いながらふと思う。そういえば、部長に毎食作って提供しているこの状況。好物を把握し、一日に一度は作っている現状。これはもしやと変な考えがよぎる。――いやいや、部長の厚意で一緒に住んでもらっているのだ。少しでも気に入ってもらえる食事を提供するのはごく当たり前のことで…――


「突然黙り込んでどうした、エリシア?」

「い、いえ、いえその、ちょっと食事のことを考えていて…」

「そうか。そういえば、エリシアは料理が得意だったな。結婚相手になる男は幸せだろう。毎日美味しい料理が食べられると言うことは、とても幸せなことだ」

「そうだったら、いいんですけど…」


部長は文句を言わない。好物が出てきたときはかすかに目を輝かせるが、基本的に何も言わない人だ。うっかり抱きしめてしまったあの日に意趣返しのように「美味しい食事」とは言ったけれども、以後似たようなセリフを聞いたことはない。

よく訊かれるのが「私はこの料理を嫌いではありませんが、あなたはどうなのですか」という質問だが、意図が分からず「上手くできたと思います」と返し、たいてい憮然とした顔をされた。

はたして、本当の所、部長は私の料理をどう思っているのだろうか。


「あの、変な質問なんですけど、もしもシルビアさんが料理を作って誰かに振る舞って、美味しいとか美味しくないとか、そういう反応が見られなかった場合、どうしますか?」


「単刀直入に味を尋ねればいいのではないか?」


あっさりとした回答に、エリーは目から鱗が落ちたような気がした。


「……美味しいですか、って?」

「私にはよく分からないが、常識的に言って、それは訊いてはいけない質問なのか?」

「い、いえ、大丈夫です。訊いていいです。そうですよね、そっか、訊けばいいんですよね」


まったく思いつかなかったわけではないが、二人の食卓に何か、その手の気軽な会話を避けるような空気が流れていて、いつの間にか頭の中から抜け落ちていた。


「よく分からないが、悩み解消の一助になれて光栄だ。友人とはかくある者。素晴らしきかな」


シルビアはそう言って、エリーの肩をポンと叩いた。










その後しばらく他愛ない会話を交わし、エリーはシルビアに礼を言って、巡回に戻る彼女の背を見送った。


「ただ今戻りましたー、って…あれ?」


支部の一階に人影はなく、二階に上がってみると、静かにコーヒーカップを傾けるカイル・レイランドと、先に戻ったトマ、そしてなぜか、ルシアーノ・ケイトの姿があった。視線でカイルに訳を尋ねると、


「トマの術に興味があるようですよ」


トマとルシアーノは、トマトの大木の前に座り込み、数本の野菜の苗――おそらくトマトの苗だろう――をじっと観察している。先日トマトを植えてみようかと言っていたので、その延長だろうかとエリーは推測した。


「おかえりなさい、ご主人様! 頼まれたお仕事は終わりましたわ。今は、ルシアーノ様と苗の選別をしていましたの!」


「ただいま。食材を運んでくださってありがとうございました。ところで、その苗の選別って?」


「遠方との交信に使うんだってさ。苗を印にするんだとか、ホント規格外だよね」


答えたのはやや疲れた顔のルシアーノだ。軽く手を上げ、「お邪魔してるよ」と口角を上げた。


「こんにちは、ルシアーノさん。お昼まだだったら、ご一緒にどうですか?」


印云々は良くわからないが、トマが世話になっているのだからとそう声をかけると、ルシアーノはふっと目を細めた後、ちらとカイルを見やった。その視線を追ったエリーは、カイルが盛大なため息をつくのを見た。


「別にかまいませんよ。作り手が誘ったのですから、私に否やを言う権利はありません」

「あ、あの、今日はトマトの冷製パスタです。あとはチーズサラダと……」

「ふーん、おれ、チーズあんまり好きじゃないけど」

「ならば私の皿に入れればいいことです」

「……なに、チーズって、レイランドさんの好物なわけ」

「なにか問題でも?」


見えない火花が散ったような気がして、エリーは顔を引きつらせる。すると、まるで機を計ったように、トマの可愛らしい宣言が高らかに響いた。


「はい! ご主人様! トマ、サラダ菜ちぎりますの!」





トマのご機嫌な鼻歌をBGMに、本日のランチはすぐに出来上がった。整った食卓に、男性陣も素直に腰を下ろす。エリーの隣にはトマ、向かい合う席にはカイルとルシアーノが座り、トマの可愛らしい「いただきますの!」という言葉とともに食事は始まった。


「トマ、頬のとこ、赤くなってますよ。ジッとしてください」


ソースに汚れたトマの口元を拭いつつ、エリーはふとシルビアの言葉を思い出す。そろりとカイルを見やると、バチッと視線が合致した。ぎょっとしたのはカイルの方で、ふいっと視線を逸らせ、眉間にしわを寄せる。


「な、なんですか。突然見ないでください」

「え、あ、すみません。その……お味はいかがですか?」


軽く目を見張り、カイルが再び見つめてきた。


「は?」

「いえその、お口に合いますか?」


思い切って聞いてみたが、そもそも不味くないものを出すのが当然であって、一々味を尋ねるのは失礼だったのかもしれないとエリーは不安げな表情になった。カイルは少し頬を赤らめ、躊躇いがちに問う。


「あの、それは私に聞いているのですか? わ、私の好みを聞いて、それであなたはどうしようというのです?」

「え、いえその、ちょっと聞いてみたいなと、思いまして」


それ以外言い様がなかった。別段、どうするつもりもない。いや、むしろどうするべきかさえ分からない。じっと熱い視線を向けられたエリーは、何か自分が余計なことを言ったらしいとだけは理解した。


「おれは好きだよ、この味」


ルシアーノがにっこりとして言う。有難い助け舟に、エリーは遠慮なく乗った。嬉しそうにほほ笑んで、礼を言う。


「ありがとうございます。お口に合って良かったです」

「……ま、まあまあだって意味だよ」


ふいとルシアーノにまで視線を逸らされたが、感想が聞けたことでエリーは満足だった。その後、入れ替わるようにトマが感想を言い始めたので、甲斐甲斐しく世話をしつつ、その話をにこやかに聞きながら食事を終えた。


「ご主人様。トマ、ドキドキしちゃいましたの」


片付けに精を出すエリーの横で、ふとトマが口を開く。


「ドキドキ、ですか?」

「ご主人様が、カイル様に『お口に合いますか?』って、聞いたときです」


そう言えばあのときは静かだったな、とエリーは洗った食器を布巾で拭いつつ、思い返す。トマはほうっと息をつき、ほんのりと赤くなった頬を両手で覆った。


「なんだか夫婦みたいで、ドキドキしましたの」


リビングテーブルの方で、ぶぶっと食後のお茶を噴き出すような音が聞こえたが、赤面したエリーには気にする余裕など欠片もなかった。


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