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肩のこりの話(小説論)

作者: 中川 篤

 継続は力なり。それがスポーツの第一原則である。気分が乗らない日も、調子の優れない日も、自分を奮起させ、コートに、または畳の上に、身を置き、汗を流すこと、それこそがスポーツで、アスリートの証明だ。今自分がしているように言葉でスポーツを語るのはスポーツではない。

 昔、(確かアイバーソンの)バスケットボールの教本にこんなことが書いてあった。


  ――――君がただのバスケットボール好きなら、君は残念ながらバスケットボール選手ではない。バスケットボール選手ならバスケが好きなのは当然だからだ。だが君が一日のうち半分以上をコートの上で過ごすなら、君は確かにバスケットボール選手だ……。


 調子の良くない日も、気分が乗らない日も、原稿用紙の前に向かっていないときさえ、作品のことを考え、練り上げ、書くことにつなげる。そして紙の前でペンを走らせるとき得られる、興奮、涙、疲労感と肩のこり、そして達成感。そうしたものを間断なく自身に加え続けることによってのみ、書くことで"何か"になれるのではないだろうか。


\(^o^)/

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