転生しました
初めて投稿します
どうか温かい目でみてください
念のためR15設定
ある日わたくしは外で兄様とボール遊びをしていました。
最初は楽しく遊んでいましたが流石兄様の力、ボールが何とわたくしの頭に当たったのです。
「っ…痛い!」
わたくしは頭に手を当ててしゃがみ込みました
痛みはなかなか引きません
兄様が駆け寄ってきて
「すまん!ごめんな」
と声をかけられましたが私はこの時、前世を思い出しました。
が一気流れてきた記憶のせいなのか頭がパンクしてしまい私は意識を手放してしまいました。
目が覚めるとそこには心配した兄様とお母様の顔がありました。
「エミリーおはよう。」
私は目を擦りながらお母様に挨拶をします
「おかあ…さま…おはようございます」
私が声をかけるとお母様は心配していた顔から笑顔になり
「癒しておきましたけど打ったのが頭なので今日は一日寝ていなさいね」
「はい」
「エミリーごめんな」
兄様は悲しい顔をしながら私に謝ってきました
「にぃ様…にぃ様は悪くないです!遊んでくれてありがとうです。また遊んでくださいね!」
わたくしは笑顔で兄様と喋ります
兄様は安堵した顔をして
「また遊ぼう。でも母上が言うように今日は休んでいるんだぞ」
と言って出ていきました。
私は2人が出ていくのを見て前世の記憶と現状を整理することにしました。
そのためには紙に書くのが一番よね
箇条書きに書いていくことに決め思ったことを書いていく
・私は私であって誰かの器をもらったわけじゃない
これは他人の身体をもらったわけじゃなくて自分でよかったなぁって思った
・現在年齢は3歳
ちなみに前世は30歳で交通事故で死んだみたい
記憶が車にぶつかる前の記憶しかないからだ
独身だった結婚したかったなぁ当時の私!
でもまぁいまさら考えても仕方ないよね!
・ここは魔法が使える世界
これはお父様とお母様が魔力をつかえる
それに私にも魔力が流れているのは自然とわかるからだ
・今の私は貴族しかも中級貴族だ
この世界は上級、中級、下級と三つの貴族がある
我が家は中級貴族なので婚姻はどちらともできる
魔力のことを考えれば上級、中級に嫁ぐ方がいいがこの国は恋愛婚も認めているのでまぁどちらでも良い
下級貴族が上級貴族とも婚姻はできるが少しめんどくさい
上級貴族が下級貴族に行くのはそれなりに簡単だがこの選択をする人たちは少ない
だから下級貴族が上級貴族に嫁ぐ場合は試験みたいなのがある
魔力も中級貴族ほどないと婚姻は認められていないらしい
私には関係のない話だからまぁここらは気にしなくていいかな
現状大きくわかっていることはこれくらいだ
3歳の私が今世のことをまだよくわからないのは当たり前だよね!
そうそう魔力があるんだよ!今世!!
今までは当たり前って思ってたけど前世の記憶も思い出しちゃった私は魔力に興奮してしまっただけど使い方がわからない。わからないなら調べるしかないよね!
今世の文字は一通りはすでに家庭教師と兄様のお陰で習得してるから私は本を読むことにした