ポーテージ
いよいよ私の能力を伝える時が来ました。二人とも真剣なまなざしで私のことを見ています。……素直にすべて伝えよう。
私は、二人に自分のスキルについて伝えました。
「……びっくり。オシアちゃんの「翻訳」は世界に影響を与えるスキルのようです。オシアちゃんの「翻訳」は間違っているようです。
「オシアちゃん、 『歌姫』のスキルがあります。オシアちゃんの曲を聴いている人をまろやかにすることができます。
「……でも、 『知識』は変なスキルだ。自分に悪い影響を与えるスキルを見たことがない。スキル名と効果が融合していない。知識が病気を治せるかどうかはまだわかっている。わからない。 なぜ女の子に限定されているのか、そもそも敵の攻撃を防ぐ方法がわかりません。
やっぱり二人とも困惑してしまいました。やはり私のスキルはおかしいようですね。でも、これで3人のスキルが判明しました。……これからどんな作戦が生み出されるのでしょうか?
「戦いは前進し、戦います。私は助けを求めました、そしてポーテージD. D.D.オシアオシア....ポーテージの危険があると感じたらあなた自身を守ってください。」
「わかりました。護衛をアジアに残してください。」
「彼らがハーブのオシア・ラブ自体に集中できるように、私は見て不思議に思っています」
「OK」
凶悪少女が何かを伝えた後、セクハラ警備員がそれに了承する。……作戦内容が、何一つわかりませんでした。
「それでは、オシアちゃん。 行こう」
私たちは『近くの森』を進んでいます。凶悪少女は周囲を警戒しながら、セクハラ警備員は私の近くにくっつきながら進みます。そして、彼女は私の手を握りながら、凶悪少女に話しかけます。
「静かなものがあります。森の中には虫の鳴き声がなく、いつもとはかなり違います。」
「……たぶん。たぶん、誰もがすでに眠りに落ちているのだろう」
確かに、普通なら森の中はざわざわとした音が鳴っていてもおかしくないはずです。でも、この森の中は何一つ音がしません。まあ、だから何だよと言われればそれまでだけど。
「まあ、今は関係ない♪」
「……気分がいいようです。」
「それは自然なことです。私はイチゴを食べます、そしてランディは私のために一生懸命働きます。私は熱心でなければなりません。」
「……それが、オシアと仲良くしている理由ではないですか?」
「もちろんです。オシアとはとても楽しいです。」
セクハラ警備員は、私の監視という建前により受付の仕事を行わずに済んでいる。そして、凶悪少女が私のために買ってくれたイチゴを私達と一緒に食べていた。……まさかセクハラ警備員は、美味しい思いをするために私と仲良くなろうとしたの?
……黒い、黒すぎるよ! 腹黒めっ!
「オシアちゃんそう怖い顔をして恥ずかしがらないでください。私は押上ちゃんが大好きですから♪」
極上の笑顔で私に微笑む腹黒セクハラ警備員。……これは、確信犯かもしれない。
「……私たちがしていることは不可能です。私たちがオシャと一緒にいる限り、彼は立ち止まったときに行動します。」
凶悪少女が何かをつぶやく。いつもいつも、言っていることが……っ!!
……恐ろしい、死の気配。それを感じると同時に背後から強い光が現れる。
思わず後ろを向いてしまった。
そこで私が見たのは、巨大な炎の塊を口から放出する規格外のドラゴン。
「……ヤバイっ! アゼアっ、ローレっ! 私の後ろに引っ付いてしゃがんでてっ!」
二人の少女の手を掴み、力ずくで私の後ろに放り投げる。私の前には巨大な火球。
「ちぃぃぃぃしぃっきぃっっっ!」
私の目の前に現れた巨大な壁が、森の木々をはるかに上回る大きさを持つ火球と衝突する。さすが女神さまから恵んでもらった力、巨大な火球が目の前にあるのにもかかわらず一切の熱を感じない。私達をダメージから守ってくれたのだ。……ただ、地形は火球の威力に耐えられなかったようだ。
「うわあっ、地面が、崩れていくよ」
「なに? 一体何が起こっているのですか?」
火球は防げているのに、足元が崩壊してしまい、私たちはそのまま下へと落ちていく。
落下が収まった時、私たちは巨大なクレーターの中心にいた。当然、自然なんてものは見当たらない。




