完
霧が晴れ・・・・・
ガウズに攻め寄せようとしていた者のうち・・・・
生きて居た弱き者は・・・・・
恐怖でその場から動けないいや狂ってしまった・・・・・
霧の所為とカエルの所為・・・・・
張り巡らされた霧は・・・・・・
狂いと迷いの呪いの霧・・・・・
気を強く持てれば何のことはないが・・・・
弱き者にはいちじるしい効果をあげる・・・・・
彼らが弱った理由はカエルの殺戮せい・・・・・
殺戮にガウズは迷いが晴れた・・・・・・
彼の発端は闇の王ガトー・ザーン・・・・・・
ガトーという男はひたすらに懸命に走り抜いた・・・・
闇の時代を・・・・・・
そして光明が差すと・・・・・
あっさりと此の世をさる・・・・・
もう一つの発端光の王コウ・ザーンは・・・・・
しんだ其の日生まれたガウズをみて・・・・・
生まれ変わりと伝えた・・・・・
コウはその子を幸せにすることでガトーに返せると・・・・
少しでも何でもいい返したかった・・・・・
ただそう思わなければ保てなかった・・・・・・
余りに善ゆえに偽善に走った・・・・
偽善の果てに善を得るも又真理・・・・・
善とは難しい・・・・・
社会に正しきが善と規定しても・・・・
善は扱えず・・・・・
問題は血縁である点と・・・・・
彼には子がいなかった事・・・・・
しかし弟で全王を引き継ぐ者・・・・・
その発言は多く者に次はガウズと・・・・・
コウは愚かな己を呪い・・・・・
ガウズは受け入れ・・・・・
幼き時よりグリュエンの王として振舞い・・・・
嵐の後継者と皮肉に呼ばれ・・・・
ガウズは喜んでそれを受け入れた・・・・・・
ガウズは成長し逞しく立派に・・・・・
ガトーの元妻レナと出会い・・・・・
いい寄られ・・・・・
皆が後継と見なしていた時・・・・・
コウは運命と出会う・・・・
お互いに思い・・・・
そう善の者・・・・・
世が乱れる・・・・・
お付き合いは出来ぬと・・・・・
コウは既に死の音が訪れつつあり・・・・・
諦めた其の時・・・・・
ガウズは殴り込み同然で現れ・・・・
嵐の如く・・・・・
「死が何だ」
「世が何だ」
「紡がれてきた絆は脆くはない!」
強く説得しくっつけ・・・・・
子が生まれ・・・・・
ガウズは後継者を自ら辞退・・・・・
嵐の補佐と名乗る・・・・・・
コウは死に・・・・・・
世は乱れる・・・・・
ガウズの地位を欲し・・・・・
ガウズは霧の中・・・・・
死ぬべきかと迷い・・・・・・・
死にきれなかった・・・・
レナと過ごしたいと思う気持ちが・・・・
そうどんどん大きく・・・・・
そして・・・・・・
ガウズは王になる・・・・・
レナとの日々を邪魔する者は容赦なしの・・・・・
利己的であるが・・・・・
人の話をきちんと聞くので・・・・・
善王なそんな王に・・・・・
戦い後カエルは喜ばせる者としてその後を送る・・・・
カエルはガトーの生まれ変わりである・・・・・
無理やりな・・・・・・・
彼は常に迷い霧の中で・・・・
ようやくガトーと己は別と出来た・・・・
会う事を恐れた生を・・・・
会う事を楽しみにする生にも出来た・・・・・
「ハッピーエンド♪」
大柄な男は旅人姿・・・・・
酒場で歌を歌い人に惑わし・・・・
カエルとガウズの物語を・・・・
まるで見たように錯覚させ・・・・・
楽しませた・・・・
「すげーな」
「アンコール」
「アンコール」
大柄は笑い・・・・
受け入れる・・・・・・・
嗤いではなく笑いを・・・・・・
流石に夜も更け・・・・・
お開きの店じまいの店内に・・・・
「良かったですよ」
「ノエル何時まで」
「さあ」
「ただ」
「魅せたのが悪いのです」
カエルは笑い・・・・
「俺の所為か」
「じゃあ落ち着いた職について」
「所帯を」
「ノエルついてきてくれるかい」
「いいですよ」
大柄の男とポニテ金髪美女は・・・・
揃い店を出る・・・・・
笑いあい・・・・・
完
お読み頂き有難う御座います。




