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ぼっちな俺とラブコメは関係無い  作者: 窓野水斗
生徒会で活動するぼっち
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ぼっちと仮病は関係ない

 今日はクリスマス!しかし坂墓は生徒会の仕事があるのだった。しかも寝坊をしてしまい、サボろうとするが……。

 孤独なクリスマスイブも終わり、今日はクリスマスになっていた。枕の周りにはプレゼントらしきものはなにもない。あっれれー、やっぱり靴下用意しとかなきゃダメだったかな?笑

 なんてくだりはどうでもよく、今日はなんと!なんとですね……生徒会があるそうです。はい、あるんです。

 今日はなんの日?(クリスマスー!

 ……はい、あるんです。

 なんか休んだりするとお迎えが来そうなので一応行くんですけどね。

 布団からでたり戻ったりでたり戻ったりを約5回繰り返し、ようやく布団からでた。

 一階に下りるが家族がいる気配が無い。

「なんだ?もう皆出かけたのか?」

 ーーと恐る恐る部屋の時計を見た。

 11時35分。約2時間半の遅刻だ。もーやだ、このまま休んじゃおうかしら。

 やっぱり昨日、夜中までニャンコ大戦争やってたのが悪かったのか?もう飽きたけど。

 しかし、俺は何かやらないといけないことをサボるとあまりいい気にならない体質の持ち主なのである(それが普通

 これまでだって文化祭の歌練習の時間トイレにこもったり、掃除中に保健室で仮病を使うなどそれはそれは心を痛めた(ゲス顔

 さて…どうしたことか。行く、行かない、行く、行かない、行きたくない、行かなきゃならない、行くのは避けたい、なんか行かなきゃいけない気がする……ぽくぽくぽくちーん。そうだ!仮病を使おう!

 思い立ったらすぐに行動に移した。冬休みなので学校に電話するわけではなく、生徒会に入った時に聞いた留美の電話をかけた。

「はい、高橋留美ですが」

「あっ、あの、坂墓だけど……。頭痛いから今日やすませてもらいますわ…」

 やっべー、女子と電話とか母親以外したことないから緊張するわ。しかもあっ、あのとかあが一つ多いわ。

「熱はあるのかい?」

 なるほど、鋭いな。ここは低い熱だと「来い!」と言われるだろうし、逆に高すぎるとお見舞いにきてしまう(俺の妄想

 ここはなんか少し高いなぐらいの37度6分と言うしかないな。

「あー、37度6分ぐらいあるわ」

「分かった、たいした熱じゃないな、今すぐ来い」

 な、なっに〜⁉︎たいした熱じゃないだと⁉︎俺なんて37度3分でも高い方だわ。こうなりゃ……

「あっ、あれー?今熱を測ったら37度9分になっちゃったー☆ごっめーん今日無理だわ」

「でわ、十二時半に生徒会室に来てくれ」

 …と電話を切られてしまった。

 あっ、あれー?最後の聞こえてなかったのかな?あれー?

「はぁー、行くしかないな」

 俺は制服に着替えるのだった。……それにしても女子との初電話、想像してたのと違ったなー笑

 第六十五話を読んでいただきありがとうございました!更新が遅いと思いますが、月3以上書くようがんばるぞい。

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