ぼっちとクリスマスは関係無い
季節は冬…クリスマス以外の行事は楽しみな坂墓の日常。
季節は冬…朝はとことん寒い。
布団は俺の聖域となり、外は地獄となる。
イベントは案外多い。クリスマス以外はなかなか楽しいものだ。
そう…クリスマス以外は!以外は…以下省略。
はぁ?クリスマス?なに言っちゃってんの?サンタに殺されろぉ、リア充共!
はぁ?クリスマスパーティー?家族としかしたことねぇよ。
友達同士でクリスマスや恋人同士でクリスマスー?なめてんのか?
友達も、もちろん彼女もいない俺にクリスマスを過ごす資格は無いのか?
いーや違う。クリスマスなんて病院のベッドの上でも、漫画喫茶の中でも、もちろん自分の部屋でも過ごせる。
なのになーんで無理して金を使いたがるの?意味がわからん。
その金を俺に募金しろや。
…結論…クリスマスはクソだぁぁぁ!
◇◇◇◇◇
「うっわ…寒…」
朝、目が覚めて第一声を発した。
季節…12月、場所…自宅、月曜日、時間…7時50分…?
「や、やべぇぇぇ遅刻!遅刻だろ!」
俺は聖域から飛び起きて、制服に30秒で着替えた。
階段をドタバタ降り、リビング来た。
「もしかして早希も寝坊かぁ?」
そう言いながら、テーブルの上を見た。そしたら一枚の手紙が書き置きしてあった。
やっほー!お兄ちゃん!朝ごはん置いといたから食べてね!
PS…起こすのめんどくさい。
早希より
「あ、あのやろぉぉぉぉ!」
そう騒ぎながら、ラップに包んであったサンドイッチを口にくわえる。
あの野郎…帰ったら文句言ってやる…。
「ふっ…俺なら学校まで1分ありゃぁ余裕だぁぁぁぁぁぁぁ!」
俺は玄関から飛び出した。もちろん鍵は閉めたぞ。
◇◇◇◇
学校に遅刻ギリギリで到着し、教室に急いで向かう。
そう…俺はバイク!バイクのように廊下を走るぜぇ!
心の中で「ぶぅぅんぶぅぅぅん!」と言いながら走る。…走れ坂墓!
…なんとか間に合い、寒いのに体があったまっていた。
教室ではやはりクリスマスとかなんとかかんとかそんとかかんとかの話題で盛り上がっている。
ヘイボブ!君の胸は盛り上がっているかい?
ヘイジョン!胸板の話かい?
あー悪い悪い。キャサリンに話すんだった…みたいな感じの盛り上がりだ。
すげー分かりにくい説明をすまなかった。うん、多分キャサリンの胸はFだ。
俺の心の源である一人ザ・漫才を終えて、周りの声が耳にはいってきた。
「ねー、クリスマスどこ行く?」「そーだな、君の家とか?」「もーやだー。ま、だ、は、や、い、ぞ♡」…と一番俺から席が近いところから聞こえてきた。
俺はその話している二人をしっかり睨みつけておいた。うん、事前に若者の間違いを正せてよかった。
やっぱ殺しときゃよかったかな?
そもそもなんだよ、人ん家に行くのがまだ早いとか。なら訪問販売のおばちゃんどうなんだよ。
いや…もうやめよう。クリスマスは俺の脳に悪い影響を及ぼす。
なんで母ちゃん小さい頃に「ダメです、そんなばっちいクリスマスをしちゃいけません」って言ってくれなかったんだよ。
俺の家は仏教だもんな、母ちゃん!ね!だから父ちゃんとデートだから♡とか言って家事をほったらかしにするなよ!
妹だって毎年「友達と遊ぶからー」とか言って出てっちまうんだよな。
残された俺は一人、回転寿司屋でお寿司パーティをするんだが。
案外…回転寿司屋にもカップルの客が多く、飯がまずくなる始末だ。
なんなんだよクリスマスは、なんにも持ってない俺から家族まで奪うのか?
そしてサンタさんからの贈り物は孤独ですか?えーそうです。俺は孤独です。
だからなに?サンタだって孤独じゃねえか。
クリスマスなのに、老人なのに労働をしいられる…かわいそうじゃねえか。まぁ空想の話だが。
空想ですら労働してるサンタに敬礼!
っと…もう授業が始まるな。
俺の季節が変わって早々のアホな妄想。まあ、どうでもいいんだが…。
冬…クリスマス以外は楽しみです!俺は!




