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ぼっちな俺とラブコメは関係無い  作者: 窓野水斗
生徒会で活動するぼっち
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ぼっちと職場体験は関係無い5-13

 ついに明日は職場体験!なにが起こるのか⁉︎

 俺は学校の校門の前に立っている…。


 瑠美とかが挨拶したら返ってくるのに、なんでかな?俺が挨拶すると男子諸君から舌打ちが聞こえるのだが…


 と俺は校門の前でちょっぴり傷ついていたのだった。


 立ち番の役目も終わり、教室に入るといろいろ騒がしかった。


 どした?お祭り?公開処刑?おっといかん想像をしてしまった。公開処刑とか学生がすることじゃないだろ。


 まあ騒がしいのはひとまずおいといて、俺の机の上に花瓶が置いてあるのはなぜだろう。ひとまず置くな!やっぱ置いちゃだめ!


 なに?俺死んだの?もしかして俺だけ幽霊になったの気づいてないの?あー、だから挨拶しても無視されたんだね。


 納得納得…するかボケぇ!


 どうやらモテない男子たちが俺に嫉妬して花瓶を置いたのだろう。


 生徒会に入っても仕事を押しつけられるだけだぞ!現実見よ!


 俺は花瓶を後ろの机に置いてなにごともなかったかのように席に座った。


 俺の後ろの席の山下か下山か知らんけどすまんな!


 俺は心の中で謝罪すると、耳にイヤホンをしてラノベを開いた。


 数分ラノベをよんでいると、どうやら俺の後ろの席のやつがきたようだ。


 たしかそいつは騒がしいやつだった気がしたのだが…


 その下山か山下が机のところに来た。


「お、おー?机の上に花瓶乗ってんだけど⁉︎俺死んだの?え、え?」


 もういいよ上山さん、そのくだりやったからマジいらないから。


 騒ぐ山上を見たらいけないと必死にラノベに集中した。


 どうやらバレンタインデーの時と同じパターンになってしまいそうだった。


 だが運のいいことにこいつの友達がフォローしてくれた。

 

「おいおい、ウケるわ。」


 と上ノ山に南無阿弥陀仏を唱えた。


「ちょっ、まだ死んでないからw」


 などと騒いだ。よかったな、心の傷ができなくて。友達がいてよかったな。うん。


 俺もさすがに罪悪感は感じていたので、まあスッキリした。


 罪悪感が消えたからスッキリしたのかと思ったら、さっき食べたのど飴がスースーしてスッキリしたのだった。


 のど飴がスースーするのだぁ。鼻がスースーするのだぁ。


 オレンジ味ののど飴を舐めてスースー感じていると、教室から担任の水島先生が入ってきた。今日もビッチで安心だー。


「では、明日は職場体験ですね。今から詳しい予定を立ててください」


 は?職場体験が明日?なわけ…


 と思い俺はケータイのカレンダーを見た。そしたら本当に明日らしい。


 いーやーだー!はーたーらーきーたーくーなーいー!


 俺の心の叫びが反響した。バイト代を出さないなんていい度胸だな。それが通じるのは中学生までだぞ。


 労働基準法ってもんがあるんだ!ふはは、これでバイト代が…と思ったが、学校行事なので労働基準法に当てはまらないと分かった。


 労働基準法のバカ!もうお嫁(職場)にいけない!


 そんなことを考えていたら、木場がこっちに来た。


「なんだよ」


 俺は背もたれにもたれかかり、ダラ〜とする。


「明日の予定を立てなきゃ」


「あー、それ俺さぼるから適当でいいよ」


 俺はイスをかたんかたんと揺らしながら言った。


 木場はなぜか真剣な様子でいた。なんだ?ホモ?引くわ。


「君以外、全員女の子なんだ。頼むよ」


 う…うわぁ。リア充TUEEEE!!ハーレムルートですか?あ?喧嘩売ってんですか?


 俺はハーレムルートを自慢してきて腹がたったので睨んだ。


 俺が行ったら逆に非難のハーレムになっちまうよ。まじそういうとこ気つかえよ。


 女の子達に暴力のハーレム(りんち)はかんべんして欲しいわ。


 よっしゃ!お前より一つハーレムが多い♪まあ最悪のハーレムだけど…泣


 俺のハーレム事情は忘れて、どうしようかと悩んだ。


 バイト代が出ないのに行く意味って…あるの?と思い考えてみた。


 まずは…………無いな。無い無い。働く意味って金もらえるからだろ?バイト代出ないなら意味ないじゃん。


「バイト代が出ないから行かん」


 しっかりとした言い訳をしたはずなのに木場は引き下がらなかった。


 そこまでハーレムが怖いのか。ヘタレ!ハーレムは男のロマンだろぉ!


 漫画とかでハーレム物語の主人公が嫌いとかそんな小さいことしないから!


「じゃあ僕がなにかおごるよ、だから…」


「ノーパソ」


 俺の欲しいものを挙げたつもりだったが、木場は少しの間固まっていた。だが少しして元に戻る。


「す、少し高いかな。一万円ぐらいにしてくれないか?」


 俺は冗談を言ったつもりだったが、一万か…うん一万。素晴らしい!


「分かったよ…行けばいいんだろ」


 俺はしょうがないから(金に負けて)行くことにした。


 だがその時の女子の顔がすごく怖かった。まるで死神。この世のものとは思えなかった。


 くっ、俺のソウルをイーターされてしまうところだちどだったぜ。危ない危ない。


 俺は死神(女子)からのお前いらん視線を回避しながら予定を立てたのだった。


 僕の魂は美味しくないですよぉ、苦くてマズイですよ!


 予定を立て終わり、木場や、死神達がそれぞれ席に戻って行った。


 俺は窓から外の風景を見ながら死神からの解放で安堵していた。


 外で女子の体育が始まっていた。パンティ見たいなぁ…ズボン履いてるけど…


 いかんいかん。リアルのパンティなんて何回も履いてボロボロだ。パンティは夢を壊すのだった。


  ★★☆★☆★☆★☆★☆★☆★


 今日の授業も終わり、皆いろいろなことをしていた。


 そんな中俺はいつものように生徒会室に向かった。


 廊下からふいてくる隙間風が気持ちい…隙間風どうにかしろ。寒いわ。


 廊下を歩き、生徒会室の前まで来た。


 ドアを開けて、中に入った。


「うす」


 今日は風がすごく気持ちよくてすばらしい日ですね、を略した挨拶をした(嘘


 挨拶をすると三人から「こんにちわ」などと返ってきた。


 そのまま俺は自分の席に座り、ため息をついた。


 そしたら金沢が、今一番聞きたくないことを言ってきた。


「坂墓、ホームページちゃんと作ってる?」


 仕事の話はらめぇぇぇぇ!職場体験のこともあるのにさらに仕事とか、社会を憎むぞ!


 だが一応報告はしておくこのしにした。

 机に花瓶を置くのは絶対やめましょう!

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