ぼっちと出会いは関係無い1-2
ぼっちの主人公に出会いが⁉︎
どーもー坂墓地田果っす。学校NOWなんですよー、めんどいな。眠い。
「ちょっといいかな?」
「⁉︎」
この学校に俺に話しかけてくるやつっていたかな?
そんなことを考えて振り向いてみた。
あら、あなたはクラスの人気者、THEリア充の木場幸村君じゃあーりませんかなー。
「なんだよ。」
「ああ、今文化祭のクラスの出し物を決めていて皆に意見を聞いて回っているんだ。」
あー、そういえばもうすぐ学校祭か、めんどうだな。
ええと、今一番表が多いのがメイド喫茶な。これでいいか。
「メイド喫茶だな。」
やっべ、俺まじ完璧だなー。
一番表が多いのを選ぶって。まあ一番表の少ないやつに入れても良かったが、はっきり言ってどうでもいい。
まあ、もう話しかけられることはないだろう。一生な。てか話しかけてくんな!
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ああ、今日も学校無事に終了っと、帰るかー。
「ええと、坂墓君はいますか?」
はっ?俺のことよんでんのか?ありえねぇ。ていうかなにこの人超美少女やん。
「なんだ?」
「ああ、実は頼みたいことがあるんだが。」
「ああ。」
なんだろう…パシリ?パセリ?どっちもいやでござる。
「ここで話すのはあれだから生徒会室で話そう!」
「ああ、いいけど。」
そういやこいつ生徒会長だったな、確か名前は高橋瑠美だったな。
生徒会室に着いた。
てかぼっちの俺に何のようだよまったく。
「で、話って?」
「実は君に生徒会に入ってもらいたいんだ」
「⁉︎」
は?何言ってんの?この人、生徒会なんて人気者が集まる場所、いわゆる学校のリア充が集まるところだ。
そこに俺が入れだ?リア充の空気がじゅうまんして息出来ないじゃないか!
「いやですけど、そもそもなんで俺なんですか?」
「君の知ってのとうり今の生徒会は、女子しか居ない、力も足りなし、それに意見が女子の考えしか出ない、そこで客観的に物事を考えれる君に意見を出して欲しいんだ」
おいおい、全員女子とかハーレムじゃねえか‼︎だが、まあはっきり言ってめんどくさいな。
「やめときます、他の人をあたってください。」
「入って欲しいんだ!どうしても。」
うーん。こんな美少女に頼まれたらなー。男として断れないな。
「…やってみるわ。」
「ありがとう。じゃあ明日の放課後から頼むよ坂墓君‼︎」
俺はハーレム目的でやるわけじゃないからな!学校のためにやるんだ!多分。
けど急な話だよな…裏があるのかもしれない。
いかんいかん。すぐ人の裏を考えるのは悪い癖だ。
今回で一気に日常が崩壊しましたね(わら
ラブコメ要素がめちゃくちゃ出てますのでどうでしたかね?