生徒会活動編〜ハロウィンパーティー.3
主人公は生徒会メンバーで晩飯を食べることになってしまう…。
ふうー。今日も嫌な朝が始まったな。
朝って本当にキツイよな。俺は夜型だからさー。あれ?そういやこの前10時くらいには寝るとか言っとったわ(笑
やばいニート型になってしまう。止めねば…絶対。
そんなことを考えながら朝ご飯を食べていた。
「お兄ちゃん先行くねー。」
「ああ、いってらー。」
あれだ妹より遅く家を出るのは防犯対策だな、自分で戸締りしないと不安でしょうかないんですよー。
…すいません。ただ起きるのが遅いだけです。
俺も行くか学校。
いつも学校に行く足取りは重い。それは学校は楽しいところではなく、つまらないところだからだ。
いや、本当になんで学校を楽しいとか思えるんだろうなリア充は。…謎だ。学校の七不思議だな。
今の一つと、なぜ学校はあるのか?だ。それ以外は知らん。Googleさんにでも教えてもらえ。それかSiriさんだな。…Siriさん何歳なんだろ。
今日もつまらない授業が終わった。
「ふあー…。」
でかいあくびが出た。先生に教室を出る前ににらまれたが、そこはスルーだ。
まだ慣れていない生徒会室に向かった。
ガラガラ。
「ちいーす。」
「あっ、坂墓来たのね。」
だから呼び捨てやめろ!距離が近くなった気がしちゃうでしょ!
思春期が来ない腐った少年でも、からかっちゃダメですよ。チビんてさん。
「よし、じゃあ全員そろったことだし昨日の続きをしよう。」
「たしかコスプレコンテストのことだったわね。」
コスプレコンテスト…ゴクリ。胸がざわめくぜ…。いや、ときめくか?
多分メイド服とかが多いと思うんだが、やっぱり「妹はこの世で最強‼︎」と言う俺の大好きなアニメの妹役の沢見アヤノのコスプレが見たい‼︎お兄ちゃんとして!
おっと、理性が吹っ飛んでしまうところだった。
「コスプレコンテストって生徒会はなにをするんだ?」
「裏方の仕事だ。オープニングと出場する人の説明や、照明などだな。」
「ふーん、じゃあ俺は照明をやりたいな。目立たないから。」
「あんたにピッタリね。」
「は?うるせー。」
最近本当に馴れ馴れしいですよ、チビんてさん。もう慣れてきそうで怖い。
「じゃあ私と副会長は出場する人の説明ね。会長はオープニングをやらなければいけないから。」
「そうか。他に決めることはあるか?」
「いや、もうないな。あとは体育館のイスの準備や飾り付け、クラスの出し物の確認だけだ。」
そりゃもうすぐだからな。ハロウィンパーティーが。
「じゃあ今からなんかすることはあるのか?」
「今日はないな。明日から体育館の準備だ。だからもう帰ってもいいぞ。」
へー、今日は終わるのが早かったな。まあ最近寒くなってるし早く帰るか。
「ねーねー。暇なら皆でご飯食べに行かないー?」
ふー、皆に俺は含まれてないよな?関係無い関係無い。帰ろうっと。
ガラガラ…逃げるが勝ちだ!
「ちょとー。坂墓さっきの話聞いてた?なに帰ろうとしてんのよ?」
「いや、俺は関係無いと思ってな。てことはお前は俺も誘ったのか?」
「そ、そうよ。付き合いなさいよご飯ぐらい…」
少し顔が赤い気がしたが。風邪でもひいてるのだろうか。
「ふむ、そういうのもいいかもな。行こう。」
それを聞いて妹に「今日なんか生徒会のやつと飯食うから、晩飯いらん。」とラインをした時に。
「あー、あんたラインやってんの?じゃあ友達登録しましょうよ。」
だ、か、ら!何度言えば分かるかな?いや、言っては無いな。思ってるだけだ。
友達登録した時にやはり食いついてきたか…二人も。
「坂墓君、私ともしよう。これから連絡をとることがあるかもしれないからな。」
「私ともしてくれ。」
「あ、ああ。」
いままでラインの友達が3人だったのが増えて少し嬉しくなってしまった。
うん、しかも打ち上げとか絶対誘われないからなんかこういうの恥ずかしいな。
「で、どこに行くんだ?」
「私は焼き肉ーがいい!」
「高い、却下‼︎」
「ちょっと!いきなり拒否しないでよ!」
「ああ、悪い。今2000円しか無いんだ。」
「ふむ、じゃあファミレスどうだ?」
「まあ、あんまり高くないし種類もたくさんあるからいいな。」
ファミレス…家族とも行ったことねえよ。き、緊張する。
入りにくいんだよな。一人でファミレスに、だってファミレスって大人数で行くイメージがあるんだよな。まあ普通の高校ならしょっちゅう行くところだろう。
「決まりね!」
「行きましょうか。」
ん?よく考えたら男子が俺だけじゃねえかーー!!ど、どうしよう。緊張するわ。
完成しました。やはり毎日更新は疲れますね(笑)うん、主人公ぼっちのくせにラブコメ体質なのですかね?




