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ぼっちな俺とラブコメは関係無い  作者: 窓野水斗
生徒会で活動するぼっち
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生徒会活動編〜ハロウィンパーティー.1

 新章突入‼︎ハロウィンパーティーが開催され、主人公は運営することに…

 さて、俺は生徒会に入ることになったんだがなんか最近大きなイベントがあった気がする。なんだったかな?


ガラガラ


 生徒会室に入った。


 ん?誰もいないな。なんでだ?ひとりぼっちじゃん今!…いつもか。


「わあ!」


「おお!な、なんだ隠れてたのか。」


 やめろお前ら悪ふざけは、俺が勘違いしちゃうだろ。モテるって。


「もうすぐ生徒会主催のハロウィンパーティーだ‼︎」


 ああ、そうだった。ハロウィンパーティーがあるんだったな。去年は確か図書室にこもってて思い出になかったわ。


「だから今日はハロウィンパーティーのことについて話し合うぞ。」


「そうか、まあそりゃ生徒会に入ったらやらなきゃいけないな。」


 まあはっきり言って文化祭のハロウィン版みたいなものだ。騒がしい日が続くな。


「あんた去年はなにしたの?」


 おおー、チビんていたのか。ちっさすぎて気づかなかったわ。ごメーン、スイマメーン。…古いな。


「あー、あれだ。読書。」


 部屋の空気が寒くなった気がした。


「あ、聞いて悪かったわね。」


「いや、楽しかったぞ。皆ハロウィンパーティーに夢中で図書室が静かだった。」


「そ、そう。よかったわね…。」


 おいおい、引かれちゃったよなんで?読みたかった本がたくさん読めたのに、一日中。


「そういや、ハロウィンパーティーって具体的に何をするんだ?」


「ああ!まずお化け屋敷コンテストだな。クラスで一つお化け屋敷を作り生徒会が評価する。そして次が仮装コンテストだ。クラスの代表一人がハロウィンの仮装をしてファッションショーみたいなことをする」


「なるほど、騒がしいイメージが出たわ」


 まあ俺はクラスのことはやらないだろうから生徒会に専念するか。…最低限。


「ま、まあ私たち生徒会は中心となって取り組まなければいけませんね。」


「はあ、分かりましたよー。」


 めんどくせ、読書の日じゃないのかよ。


「まずスローガンを決めなければな。」


「それは今日決めるのか?」


「ああ、ハロウィンパーティーまで後一週間だからな。」


 ずいぶん急だな、まあ多分忘れてたんだろうな。しっかりしろよな。


「じゃあ決めましょうか。」


「はいはーい。私はびっくり楽しいハロウィンパーティーがいいと思うわ。」


 おいおい、それは高校生が考えることか?小学生か?頭の中も。


「私はトリックアトリートハロウィンですがいいと思います。」


 BL好きの副会長、普通すぎて面白くないな。ちょっとは面白みのあるものにしろよ。


「俺は騒がしくうるさいハロウィンパーティーだー!がいいと思うな。」


「同じじゃないか、騒がしいとうるさいって、もっとましなことを考えてくれ。」


 えー、今のやつめっちゃ良かったのに。


「じゃあお前は何を考えた?」


「ふむ、私はハロウィンパーティーはまだ始まったばかり、がいいと思う。」


 うーん、なんかスローガンじゃない気がするんだが…。


「騒ぐならよそでやれよハロウィンパーティー、ってのはどうだ?」


「却下‼︎」


 え、全員に速攻否定された。悲しい。せっかく昔の人の俳句を真似したのに…誰もツッコミを入れてくれなかった。


「うーん、じゃあ、絆を深め共に楽しもうハロウィンパーティー、はどうだ?」


「まあ良いんじゃね?スローガンぐらい適当でいいだろ。スローガンにいちいち文句言う奴もいないだろうし。」


「そうね、スローガンぐらいなんでもいいわ。」


 こら!チビんて、そういうこと言わない!あれ?俺が先に言ったのか。


「じゃあ、決まりだな。」


 ハロウィンパーティーか…まあ仕事だと思えばやれるな。ぼっちの俺なら!


 おっと、自分に酔っていた。


 まあこれから少し忙しくなるな。めんどくさいが社会勉強だと思えばいいな。


 新章に突入しました。やはり学園ものにはイベントがつきものですよね‼︎ハロウィンパーティー、あまりなじみがありませんがイベントにはピッタリだと思いました(笑

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