ぼっちと出会いは関係無い1-1
ぼっちで何が悪い、ぼっちになったのは、周りのせいで自分のせいではない、なんて考えず、自らぼっちになった少年の日常物語。
「ぼっち」それはこの世界に必ず存在するものだ。いわゆるスライス的なやつだ。…まだスライスの方が断然可愛げがあるが。
だがぼっちは性格が腐っていることが多い。それは数々の苦悩をしてきたからなのかただもともとの性格なのかは知らないが…
俺はぼっちだ。名前は坂墓地田果、金谷高校2年生だ、俺はクラスでぼっち、なぜかと言うと高校デビューに失敗したのだ。
俺は高校の入学式を1週間間違えてしまった、そのせいでクラスになじめずぼっち、と思いたいものだ。
多分入学式にちゃんと行っていたとしてもぼっちだっただろう。中学もぼっちだった。
俺は分からなくなったのだ、なぜ皆こんな事ではしゃぐのか。
中学生になってから付き合うなど噂になるなどあったはずだ。そしてクラスの大半のやつらが「好きな人」教えてなど言ってくる。
好きな人なんか知ってなにがしたいんだ、脅したいのか?それともそういう趣味なのか?そんなはずない!クラスの大半が好きな人知りたい趣味なんてもってるはずがない。
俺が考えるに好きな人を知って自分が優越感に浸りたかったんだろう、好きな人を聞いて「えっマジ!こいつこんなやつのことが好きなのかw」など聞いて思っているんだろうな。
俺は中学生の時に好きな人はいた、だがよく考えるとその人が好きではないのだと思った。
ただ顔がいいから、好きでいたいから、もしかしたら付き合えるかも⁉︎なんて思ったんだろう。
一目惚れなんかあるが、関わってないのに好きになることなんてあり得ない。
じゃあ美人の店員がいたら「一目惚れです!」って告白するのか?
あり得ない。
だからそれは好きとは言えないただの自己満足だ。だから俺は自らぼっちになった。
青春の意味が分からなくなったから…
一人が気楽だと思ったから…。
キーンコーンカーンコーン…帰りのチャイムが鳴った「はぁ」と俺はため息をついたクラスの皆喋ったり部活に行っている。
その中で一人だけ帰りの準備をした。
やべ俺って帰宅部のエースなんじゃね⁈とか思いつつ帰り道を歩いた。
帰宅部、多分多くは友達と喋ったり何処かに遊びに行くのだろう。
だが俺は違う俺はすぐ家に帰り宿題をし、ゲームをし、アニメを見て、ご飯をだべ、風呂に入り、勉強し、そして寝る。
これが毎回周り続ける、休日も同じようだ。出かける相手もいない、出かけることがほとんど無いせいで外は苦手になってしまったようだ。
はぁ、外なんてバイキンがいっぱいで出れないよー。病気にかかりたくないから僕は外に出ないんだ、アハ。
外には嫌なことしか無いらねー。ほらお金の問題とか社会問題とかさ。
空気も汚ないもんね。黄砂とかPMなんとかとか。PM5だっけ?
すごい健康主義な自分…かっこいい!なんてどうでもいいことを考えていた。
主人公の考えに共感される方がいたら嬉しいです。ラブコメ要素は、これから少し取り入れたいと思います。