生徒会復帰編.9
主人公は本当に答えを出せるのか⁉︎主人公はまだ迷っている…いつになったら決まるのか。ヘタレな主人公の日常です。
「ただいまー。」
「あれ?お兄ちゃん今日帰ってくるの遅かったね。デート?」
「違えーよ。」
「知ってるよ。」
こ、こいつ。知ってるなら聞くなよ。
それにしても最近なんか生徒会のやつらと会うんだよな。俺のステルス能力が切れたのか?もう一回呪文を唱えないとな。
さて、ビデオ撮っておいたから見るか。深夜アニメ「君は今日から魔法少女!」楽しみだな。主人公の妹キャラが可愛いいんだよ!
おー!オープニングもいいなー!
…ガチャ
「お、お兄ちゃんなに見てるの‼︎」
「え?い、いや。あ、アニメだよ。」
「お兄ちゃんこんなのが好きなの?妹だけど引くよ。」
「うるせー。話が面白いんだよ!」
「ふーん、私あんまりそういうの見ないからなー。」
「それでいい、変なアニメを見て腐女子になられても困るからな。」
「な、ならないよー。お兄ちゃんひどいなー本当に。」
おい!今なに隠した?もしかしてBL小説…兄なら道を間違えたら正すものだからな。
「今隠したの見せろよ。」
「え?えー?何のこと?」
「隠すな。見せろ。」
「こ、これは⁉︎「君は今日から魔法少女!」
のBlu-rayじゃないか!」
「ば、ばれたかー。」
同じものを見るとか。やっぱり兄妹だな。よかったー。腐女子にならなくて。お兄ちゃん安心した。
「じゃあ部屋戻るよ私。」
「おい、なんか用事あったんじゃないのか?俺の部屋入ってきたんだし。」
「ん、オープニングが聞こえたものだから….ね?わかった?」
「あ、ああ。」
オープニングに反応しちゃうとか、ちょとやばいかも。妹よ。
妹が部屋から出て行った。
ふー、続き見るか。
気づいたらもう12時だった。
「ふぁー。やっちまった。」
俺は10時には寝るという自分で決めた掟があるのに。…まあどうでもいいや。
次の日になった。
学校行くか。めんどい。てかもうすぐ生徒会に入るか決めないといけないな。
「じゃあ学校行ってくる。」
「行ってらっしゃい。」
「ああ、鍵頼んだ。」
学校に着いたな…
「 ふぁー。」
大きなあくびをした。席着いてからすぐあくびをしたから、俺の疲れが目に見えた。だが、俺に「疲れてるの?」とか言う奴はいないな。俺、ぼっちだから。
3時間目の授業が始まった。
体育か、めんどいな。別に運動が苦手なわけではないが、先生が熱くて苦手だ。もう目がメラメラ燃えちゃってるよ。熱い熱い。なんかお米食えよ!とか言ってきそうだな。
体育はその熱血教師に目をつけられないように、存在を消す。ステルス!
ふぅー、乗り切った。
一人かわいそうな奴がいたな。熱血教師に目をつけられて居残り練習してる。ザマアw
おっと、ぼっちは無感情でいかなきゃな。
学校は俺にとって退屈な空間でしかない。理解できない感情が存在し。意味の分からない争いが起きる。俺にとって学校は害の集まりだ。
だが、学校も楽しい時間はある、本を読む時だ。まあ、家でもよめるな。
結論を言うと、学校は行かないと、将来がないが、行っても夢は無いと言うことだな。俺に夢は無い、生活できればそれでいいだけなんだ。働く気はある。
俺は夢があるやつは別に嫌いじゃ無い。だが好きでもない。夢を追いかける奴はアホしかいないからな。しっかり自分を理解出来ていない。だからこそ真っ直ぐに生きられるのか。分からないな、俺には。
すぐに時は過ぎた。3日4日などすぐに過ぎてしまった。
気づいたらもう答えを出す日が来ていた。
「学校休みてー!」
「お兄ちゃん静かにご飯食べてよね。」
「す、すまんな。」
親は早く会社へ行き遅くに帰ってくる。だから妹と二人暮らしみたいなものだ。
「お兄ちゃんが学校行きたくないのなんていつものことでしょ!」
「え?、そ、そうか?」
「はあー、もういいよ。ヘタレなお兄ちゃん。」
妹にヘタレって言われたよー!ショック!
主人公は生徒会に入るんでしょうかね?次回分かりますよ!僕ももっと面白くなるよう頑張ります!




