生徒会復帰編.6
主人公は考える、生徒会に入るか入らないか。主人公は今の生活を壊して、生徒会に入るのか⁉︎
一週間か…生徒会に戻るか決める期間。俺は、はっきり言って分からない。
自分は戻りたいのか戻りたくないのか…。戻れば自分の今までの生活を失う事になる。自分が苦労して手に入れた生活を。
俺は満足している、今の生活に。そして恐れている、今の生活が壊れる時を。だが壊れなものなんてない!だから今壊すのか、壊すのを恐れ先延ばしにするのか考えるのだ。
あっ今日学校じゃん、考えごとしてあんま寝れなかったな、眠い。
「ふぁー…」
「お兄ちゃんいつもあくびしてるよねー。」
「は?そんなことないだろ。今日あんま寝れなくてあくびしてるだけで、いつもやることなくて早く寝てるから眠くないぞ。」
ほら、LINEとかTwitterが気になって夜寝れないやつとかいるよな。俺LINEもTwitterもやってるけど家族しか登録されてねえよ。しかもTwitterはつぶやいたことねえし。やべ、俺超健康的じゃん!長生きできるな。
「じゃあ、お兄ちゃんはいつもなんであくびしてるの?」
「あれだ、疲れてるんだよ。人生に。」
「あーそう。聞いちゃてゴメンね。」
「気にするな。いつものことだ。」
うん、いつもあくびしてるな俺。
学校で生徒会のやつらに会わないよう気をつけよう。
ちっ、もう学校に行く時間か。
ガラガラ
うん、いつもの生活だ。誰にも反応されずに席に着き、本を読んだり、音楽を聴く。そして授業を受け帰る。
今まで俺の読んだ本の数は100をこえたかな?読書家だな、俺。まあでも全部ラノベなんだけどね。ラノベ最高ーー!
今日も学校が終わった。この完璧な生活を壊すのはやはり怖い。だが俺の心のどこかで変わりたいと思っているのかもしれない。
そしてあの時初めて女子と遊んだ時がどこか忘れられない俺が恥ずかしい。
「ただいまー。」
うん、家には誰もいないな、だが俺はいつも帰ってきたらただいまと言う。あれだ、防犯対策だな、俺のおかげで今日も家の平和は守られた。僕はの職場は自宅!その名も自宅警備員ニーート‼︎うん、めちゃくちゃダサいな。恥ずかしい。
「ただいまー。」
「おう、おかえり。早かったな。」
「いやお兄ちゃんが早すぎるんだよ。」
「は?俺は授業が終わったら普通に帰ってきてるだけだ。お前こそなんでこんなに遅いんだ?もしかしていけない遊びを…お兄ちゃんショック!」
「いやいや、部活だよ。お兄ちゃん本当に意味わかんない時あるよね。」
「そうか?んー?そうなのか。」
納得しちゃったよ俺。でも、もし生徒会に入ったら帰るのが妹より遅くなるかもしれないのか…嫌だな、おかえり言いたい!
妹より早く帰ってくる兄って。なんかな。
はい、今回の話は長めです。主人公の完璧な生活をどうするのか?
はい、私風邪ひきました(笑




