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ぼっちな俺とラブコメは関係無い  作者: 窓野水斗
生徒会に入ったぼっち
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生徒会復帰編.5

主人公に告げられた事とは⁉︎主人公は考える。どうするか。

 俺は今ものすごく帰りたい衝動に駆られている。


 なぜかというと、本屋行ったあと結局服を見ることになったからだ。


「おい!もう帰りたいんだが、俺。」


「うっさいわねー!あと少しよ。」


  あと少し、俺その言葉5回聞いたわ。はあー、ループに入ってしまった。


 もう腹痛とかで帰れないかな?ん?俺の横に同んなじようにぐったりしてる奴が!


「おい、瑠美大丈夫か?」


「ん、ああ。ちょっと疲れた。」


  しめたぞ、これを言い訳に!


「おい、瑠美が体調悪いそうだぞ!」


「何⁉︎会長!大丈夫ですか?」


「ん、ああ少し休みたい。」


「じゃあ、フードコートで休みましょう。」

「ああ、そうさせてもらう。」


  完璧だ!俺のプランが実現した!


「そう、じゃあ私と坂墓は服を見るわ。」


 うおおおおおおおおおおおい!


「い、いやー。俺も疲れたなー!」


「あっそ、次はあそこ行くわよ。」


  は?あっそで済まされたよ。俺が口から血を吐かないと止まらないのかな?


「ちっ、分かったよ。」


 ギ、ギャルゲー…やりたいのに。さようなら俺のぼっちな日常…


  2時間過ぎた…


「ふうー、満足したわ!」


「つ、疲れた。は、は、し、死ぬ。」


「ああ、終わったか。」


「お前らなにしてたんだ?」


「私たちはクレープでティータイムを楽しんでいた。」


 うぇぇぇぇぇい!俺を生贄に休息を召喚しやがったな!このアマめ!


「も、もう帰ろうぜ。」


「ああ、もう6時だな、帰ろう。」


つ、ついに帰れる!ギャルゲー♪ギャルゲー♪ひゃっほー!


「そういや、俺もう生徒会と関係ないのになんで俺と遊んだんだ?」


「…じ、実わな坂墓君。私たちもう一度話し合ったんだ。君のことを。君の考えは確かに生徒会には向かない。けどそれだけで君の考えは否定できない。それに君の考えは私たちの考えと比べてより良い考えになると思ったんだ。」


「つ、つまりどういうことだ?」


「き、君に、坂墓君に生徒会に戻って来てほしいんだ!」


 は?なんだよ、お前らがいらないって言ったのに今更戻って来てだ?自分たちの利益だけ考えて俺の気持ちは考えないのか。


「考えさせてくれ!」


  力強く言った。


「あ、ああ別に今考えなくてもいい、来週までに考えといてくれ。」


「ああ…」


「じ、じゃあ今日はもう解散ですね。」


「ふ、ふん。やっとエロゲーができるわ。」


 俺は帰りながら考えた。戻るべきか、戻らないべきか。俺は分かっている戻ったら今までの生活には戻れないと…。


 だから考える。深く深く、後悔しないために。

はい、今回は急展開ですね!主人公は自ら手に入れた生活を手放すのか⁉︎次回お楽しみください。

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