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【白銀の黒帝:6】全帝とその相棒  作者: 八木恵
3章:学園都市編
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学園への入学 後編

Sクラスの教室に着き、メラニーに呼ばれたヴィンスとカイル。

ヴィンスの登場と自己紹介で、女性陣の黄色い声に阻まれ、カイルの自己紹介は誰も聞いていない。

「きゃー、すごいイケメン。 綺麗な金髪」

「ギルドランクAって、きゃーすごすぎだわ」

「彼女いないわよね」

「かっこいい。 私の近くに座ってくれないかしら」

「抱いて―」などなど。


「背も高いし、ランクAってすごいな」「全属性だってよ」という男子生徒の声もある。


カイルも身長182CMで平均よりやや高いが、ヴィンスは190CMと長身だ。 ヴィンスとばかり行動し、比較されるためわかりずらいが、カイルも見目は悪くなく中の上または上の下はあるのだが周りは気付かないのである。


「もう、静かにね♪」というメラニーはまたヴィンスの腕の自分の腕を絡ませている。

「そうね、ヴィンス君の席はあそこなんでどう?」といって、通路側の後ろでなぜか周りは女子ばかりの席をさす。 そして、メラニーは「タナー君は、窓側のあそこね」といって、窓側の一番後ろの席をさす。 カイルとしては、ヴィンスと離れられてうれしいので、何も言わずに席につくのだった。


ヴィンスが席に着くと、ヴィンスの席の周りの女子は騒いでいる。


その光景にうんざりのカイルが溜息をつきながら、窓の外を見ようとすると、前の席に座っていた短髪茶髪の男子が振り向いて声をかけてきたのだった。


「俺、デール・ギースっていうんだ。 平民なんだけど、このクラスでよ。 俺の事、デールって呼んでくれ。 よろしくな」

「僕、カイル・タナー。 僕も平民なんだ、カイルでいいよ。 よろしく」といってお互いに挨拶をするのだった。 

「お前と一緒にきたやつ、女にもてまくりだな」

「ああ、あいつはいつもそうなんだ」という、カイルの表情はうんざりといった感じだ。

「お前ら、どんな関係なんだ?」

「幼馴染の腐れ縁だ。 あんま、あいつと一緒にいたくないんだけどね」

「わかるわ。」と苦笑いしながらいうデールだった。


その後、デールの隣に座っていた、短髪赤髪のジャッキー・コナー、それから席は近くではないが、デールの友人で短めショートの銀髪のパーシー・タナーは、平民だとデールがカイルに紹介し、その後彼らとも仲良くなり、男4人でつるむのだった。


一方、ヴィンスの周りは、第二王女、5大貴族の息女1名と上流貴族の息女1名そして大公の息女1名とみな可愛い綺麗系な女子たちが囲み、たまにメラニーも交じってハーレム状態となるのであった。

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