エピローグ
討伐もおわり、みんなで『魔の森』で任務完了を祝してバーべーキューをしながら、呑んでいる。
ちょっとした宴会だ。
俺はいつものスタイル、片膝をあげもう片方は胡坐というスタイルでベンチに座り、タバコをふかしながらエールを飲んでいる。
「なぁ、元竜王。」
「なんじゃ?」と肉を美味そうに頬張る元竜王。 威厳もなにもない。。
「ああ、竜たちってか、人間と契約解除したやつから徐々によ、飼い竜もふくめて一旦引き上げるように。 マーブルにもいっておけ」
「珍しいなお前が、そんな事いうなんて」
「なーんか、あの女神の使い魔が気になってな。。。 まぁ、傍観だがな」
そんな事をいいながら、俺はエールを飲んでいる。
「われも、気になった」
リンもやっぱり気になったようだ。 直接まじまじ観察はしてないが、どうも気になる。。
「コリー、おれら、明日には神獣竜界にかえんけど、お前ここに残って、人間社会の様子さぐてろ」
「シュン殿の命令っすからね、了解でーす」
承諾したコリーの顔はやや嫌そうだ。 が、そんな事は俺は気にしない。
どうなるか分からんが、とりあえず巻き込まれるのだけは勘弁だな。 なんて考えていたら、あいつからの念話。 コリーを除く俺たち向けのようだ。
アイツ:「たまには、人間社会をみてよかったのかもな」
シュン:「興味ねーよ。ただな、気になったけだ」
アイツ:「娘がステータスってのをまた導入するみたいだ。 しばらく傍観よろしくな」
そう言って、また勝手に念話が遮断だ。 ぅたくよ、いつもいつも言い逃げだ。
「厄介な事にならなきゃいんだが」と俺はタバコをふかしながら、愚痴っている。
「だな。が、シュンは巻き込まれるな」
そういうアークは苦笑いしている。 って、フラグ立てるなよアーク!と心の中で叫んでおいた。
「「「だな」」」って口をそろえていっている、リン、大魔王、元竜王。。。
くそ、女神は何しようとしてやがる!!って俺はとりあえず愚痴っておく。
本作完結です。 最後は、シュン達が総取りしました。