使い魔召喚後、初任務
それから、ヴィンととカイルは、使い魔召喚後、初の帝の任務で討伐任務を受けている。
討伐任務は、オークとゴブリンの氾濫で、1,000の討伐だ。
今まで1,000単位の討伐に、2人がかり攻撃魔法を使いながらも、数時間かかっていた。
カイルが「結構多いね」というと、ヴィンスが「俺に任せな」といって、「顕現せよ、≪ゼルエル≫」というと天使が権限し、ヴィンスが≪グレートサンダーファイヤー≫と演唱破棄でとなえると、広域殲滅魔法となり、1,000の魔物が殲滅した。
ヴィンスが「どうだ!」と得意げにいいながら、カイルの顔面を殴り飛ばすのだった。
殴られたカイルは「ぐああああああ」と言いながら、地面に倒れたのだった。
それを見て、ニヤニヤ笑うヴィンスは少し息をきらしてる。
「俺は疲れたから、あとはてめーが浄化しろよ!」といって≪転移≫と演唱し帰っていくのだった。
相変わらずの理不尽な仕打ちと身勝手さに、カイルの心は暗く沈むが、言っても無駄なため、なんとか起き上がり、自身を回復する。 広範囲に広がった死骸を見渡し、溜息を吐き、仕方なく浄化魔法で浄化するのだった。 その対応に、1時間以上はかかりるのだった。
その後は、転移魔法陣を使って、転移で近くの支部まで帰還して学園に戻るのであった。
それからは、ヴィンスの帝としての活躍が徐々に王国中に広まるのだった。 そして、全帝は英雄として国民にも人気となり、その人気にヴィンスもまんざらではない様子だった。 2年目が終わるころには、ヴィンスの魔力量は更に増え人知を超え、剣術も学生レベルで制御していても騎士団長に勝利してしまう程の腕前になっていた。
一方、カイルも魔力量は増え、攻撃力も上がっているがそれは人間の範囲であった。。
こうして、学園生活3年目が始まる。