それ最初にやれや
あー…仕事したくない
【第2話】
そういや自己紹介してなかったよね?
っていう事なんで、まずは俺から。
鷹嶺 柊斗[たかみね しゅうと]
年齢 20歳 牡羊座
身長:175cm
[能力]
・空間操作
・精神操作
・物質操作
趣味:多種多彩なゲーム
好きな物:特になし
嫌いな物:リアルグロテスクな虫
(高 SSS SS S A B C D 低の順で=は同じ)
学力:B 運動:D 柔軟:D 速度:D 顔面:SSS話術:B
「カメラ持って何してんの?」
「家族紹介だよ、ねーちゃんの番」
「待って!今すっぴんだから!」
「ねーちゃんはすっぴんでも美人だよ(棒)」
鷹嶺 真琴[たかみね まこと]
年齢??歳 獅子座
身長:162cmと189cm
[能力]
・容姿変換
・性別変換
趣味:男漁り食い
好きな物:面食いな男、意識高い系な男
嫌いな物:特になし
学力:SSS運動:D 柔軟:B 速度:B 顔面:A 話術:S
(男バージョン)
学力:= 運動:SSS柔軟:C速度:S 顔面:A 話術:=
「かーちゃん、自己紹介してー」
「はいはい」
鷹嶺 沙奈恵[たかみね さなえ]
年齢永遠の15歳(笑)
身長165cm
[能力]
・人食記憶
・生物蘇生
・霊魂採取
趣味:料理、刺繍、食べ歩き
好きな物:食べる事
嫌いな物:家族が傷つく事
学力:B 運動:? 柔軟:A 速度:A顔面:C料理:SSS
「とーちゃんの番だよ、自己紹介」
「…」
鷹嶺 雅隆[たかみね まさたか]
年齢? ?座?型
身長190くらい
[能力(?)]
・豪運
趣味:???
好きな物:?…あ、まって。
ウチの家族が1番で?2番目は実家ね、おっけ
嫌いな物:約束破る奴、恩を仇で返す奴
学力:?運動:?柔軟:?速度:?顔面:B運気:SSS
「1番謎いのとーちゃんだな…」
~本編〜
グルルルルルルッ…
目の前には大きな口を開き白く美しい毛並みを逆立てて唾液をボタボタと落とすでっかいワンコ、そして呆然と立ち尽くす俺。
遡ろうか。
目の前にワンコが現れる前…
「さぁ!行っくよー!」
マジで家族全員で行くつもりなのか…
「その前に荷物を確認しましょ、食料は中で調達するとして…お母さんは食器とフライパン・ナイフ等あとは衣類ね、皆は?」
「はいはーい!私はメイク道具と洋服!あと俺はワックスだね!」
「…………………」
「アナタはいつもの小難しい本よね、修斗は?」
「んえ?あー予備の仮面2つ」
「「「…」」」
皆して黙ってどうしたんだ?
「…え、まさかそれだけ?」
「え?うん、それにほら…俺腕力無いし」
「あそっか、フライパンもろくに持てないもんね?なら行こうよ!」
フ、フライパンくらいは持てるし!
両手なら…
「まって?前よりも狭まってないかしら?」
あっ…ホントだ。
かなり亀裂が狭まって来てる、前は大人1人余裕で入れた筈なのに今は半分くらいだ。
「ねぇもう少し広げる事出来ない?」
…
「あ、俺?」
「あんたしか居ないでしょうが、空間魔法でどうにか出来ないの?」
魔法じゃねーし、俺に得体の知れないモノを俺の力で拡散して広げろと?
何それ楽しそう。
「やってみる」
子手始めに…っと。
何だこれ、触手か?うげぇー…キッ持ち悪っ
「この亀裂凄い気持ち悪い…あ、まって……?これ1人の力で開いてるんじゃない」
「複数の力が働いてるっての?」
「そー…う?つーか人間の力じゃない」
ヒャッハーと俺達の力は違うけど、亀裂から感じる力もまた別物。
だけど強力な力だ、父の運気の様な。
「しまった」
「どうしたの?」
「亀裂を開けてる生物の力が暴れ出した、こっちにも被害が────」
〜回想終わり
「まぁーったく…いきなり飲み込まれるなんて思いもしなかった、お前もそう思うだろ?」
ワンコはどうなのかは知らないけど
グルァアッ!!!!!!
うるさっ
「劣化動物ぶるのを止めろ、それとも喋る脳すらない下等な犬なのか?」
(調子に乗るな人間…!!)
コイツっ直接脳内に!?そういや、ばーちゃんもこういう系の能力だったな。
「それでいい、ではどっちが上かハッキリさせようか……おすわり」
キャインッ!?
(魔力では無い!?貴様何をした!!!)
「なーにも?ただお前の周りの重力を変化させただけだ、地に顔を伏せた方が可愛げがあるぞ?」
(弱小種族が!食い尽くしてやる!)
「それは嫌だね…そうだ、これを見せれば言うことを聞くかな」
(ふん!たかが人間の顔を見るだけで言うことを聞っ、く…とでも……)
「効果はあったな」
それも絶大に。
誤字脱字あれば是非ともお申し付け下さい