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魔法

今から、魔法について説明しよう。

魔法というのはマナを使ってゼロに命令する事で起こされる現象のことだ。

魔法を制御して使える人を魔法者という。

魔法者にもランクがあり、条件を満たすことでランクが上がる。低い順に

初級、中級、上級、超級となっており

初級は国に3000人程度。

中級は100人程度。

上級は国のトップレベル。

超級は世界のトップレベル。

という認識でいい。超級に関してはいない時もあるらしい。


マナというのは人間の体でいう脳から命令を伝える電気みたいなものだ。

例えば石を振動させるとする。

その時、魔法者がマナに石を振動させろという命令を出す。その命令をマナが石の中にあるゼロに伝える事でゼロが振動し、石が振動する。

マナが多いほど魔法の力は増し、魔法が届く距離も長くなる。

マナの保有量は遺伝することもある。

基本的に成長していっても、保有量はあまり変わらず、多くても幼少期の1.1倍といわれている。なので、技術を伸ばすことが最優先されている。


そして、[特殊魔法]がある。

これはその名の通り、特別な効果を持った魔法で、どんな効果でも強力である。

もっている人は非常に少なく10年に2、3人といわれている。

もっている人にしか使えない

オンリーワンの魔法だ。


今、説明してきた他にも、

魔法が発動するまでの速さ「発動速度」

同じ量のマナで発動した時の魔法の強さがマナの強度で決まる 「干渉強度」

マナを自分の支配下に置ける範囲「個人領域」などがある。

しかし、これは一般的に理解されているものである。


「理紗、練習しながら魔法についての復習をしない?」

「いいよー!りさにまかせなちゃいっ!

いたい、かんじゃった(涙目」

「大丈夫?理紗、すぐ治すからね〜」

俺が手をかざすと

「いたくない!おにいちゃんすごい!!」

「はは、ありがとう。それじゃ、問題出すよー」

「魔法の現象を引き起こす物質は何でしょう?」

「それはね〜ぜろだよ!」

「正解!ゼロは何もしなければ、何も起きない物質だけど、マナから命令を伝えられると命令と同じ働きをするんだよね。」

「では、次の問題!マナの保有量を増やす方法は?」

「えーとね〜 おててをつなぐのと、あとはね あとはね、うーんわかんない」

「そう、自分よりマナが多い人に触れられた状態で相手からマナを体内に入れられる方法、僕たちが今している事だね。

それと、マナを酷使する方法だね。

前者は確実に上がるけど、複数人でないと出来ず、マナを放出する人にはメリットがないんだよね。

後者は1人でも出来て且つ魔法の練習も出来るが、人によって最終的には2倍になったり、ほとんど上がらなかったりするから、確実性がないんだよね。」

「それじゃ、最後の問題!

特殊魔法を持っている事によるメリットとデメリットは何?

これは、目の前に実例がいるから簡単だね。」

「うん!いいところはね、つよいのと

自分しかつかえないこと!

わるいところは、ふつうのまほーがつかいにくいこと!」

「そうだね、完璧だよ!

特殊魔法は、強力だけど使うためには多大なマナが必要だし、制御も難しい。

特殊魔法は脳の容量も多く使ってるから発動速度が遅かったり、一般魔法の得意、不得意が激しかったり、などの弊害があったりするんだよね。

だから、相当魔法適正が高かったり、天才的な頭脳を持ってなければ、そのデメリットを解消する事は出来ないんだ。」

「でも、おにいちゃんはかいしょう?できてるんだよね〜」

「全然だよ。自分で言うのもなんだけど、魔法適正は史上最高だと思うし、頭も、瞬間記憶ができたり、演算能力も人類トップだと思うから素質は良いんだけど、僕がそれを使いこなせてないんだ。

もっと頑張らないと」

「おにいちゃん!無理しちゃメッだよ!」

「ああ、ごめんね。ありがとう、理紗」

(ダメだ、わるい癖だ。肩の力抜かないと、焦っても良い事はないからな)

「そういえば理紗、今日、徹さんと美紀さんは?」

「おとうさんとおかあさんはね、しょうがっこうのせつめいかい?にいってるよ」

「そっか、理紗は来年から小学生か。

しっかり、勉強してきなよ。

それと、今まで学んできたのは、ごく一部の人しか知らないこともあるから、周りに言いふらしたりしたらダメだよ。」

「うん!わかった!」

(そういえば、今月俺の誕生日だなぁ。

今年も豪華にしてくれるんだろうな。

嬉しいけど、俺としては来月の理紗の誕生日の方が大事だけどな。なんといったって天使の誕生日だからな。12月ってところが、より天使っぽいよな(なんとなく)

今年は何をプレゼントしようかなー)

「あれ、おにいちゃんもしょうがくせいだよ?」

「うん、まあ、そうなんだけどね。

僕は通信制の小学校だから、実感ないんだよ。校舎に行かないからかな。」


そう、俺は小学校に行かない!中学校にも行く気はない!

厳密にいうと学校に行かずに家でビデオ通信などで内容を理解して週1の課題を終わらせれるんだけど。

この世界の科学力はすごいみたいで、前の世界よりも宇宙の法則や物質に迫っていたり、未知の物質を見つけていたりする。

テレビとかも、空中に映像が映し出されたり、ケータイも腕時計サイズになっていたりする。

まあ、勉強については天才的な頭脳を使って大学レベルまで終わらせた。

通信制にするのは、やっぱり反対されたけど、徹さんと美紀さんをなんとか説得して通信制にすることができた。

天見家は夫婦共に上級魔法者で世界でも活躍してて、裕福な家庭だけど俺としては、あまり負担をかけたくない。

それに、魔法にかける時間が少なくなるのは耐えがたい。異能に関しても理解するのは早いほうがいい。

理紗と離れる時間があるのは、とても残念ではあるが、高校生になるまでの辛抱だ。

ちなみに、MT(マジック・テクノロジー)の調整とか、MTを作ったりできるようになるつもりだ。


目指すは最強だ!!






今回、わかりにくいかもしれません。

ごちゃごちゃしてて、すいません。

魔法については、属性とかあったりしますが

それは、次の話で出ます。

見てくれた方はありがとうございます。

また、次で。

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