出生と能力
やあ!俺天見天馬は今、カワイイ5才児だ。
親にとっては1番かわいい時期だろう。
まあ、親といっても実の親ではなく、育て親なんだけどね。
なんでも、俺の両親は難病にかかっていたらしく、俺を産んですぐに亡くなってしまったらしい。
育ての親の美紀さんと徹さんは両親と親友だったらしく、産まれて間もない俺を引き取ってくれたしい。
このことは、3才の時に美紀さんが俺に話してくれた、美紀さんとしては独り言のつもりで話していたのだろうけど,なんか申し訳ない。
俺はなぜか3才までの記憶がない。なので、両親の顔を見たことがない。
いつか、見てみたい。
ちなみに俺には義妹の理紗がいる。わかると思うが美紀さんと徹さんのむすめだ。同い年でとてもカワイイ!
「おにいちゃーーん!」といいながら走ってくる姿はもはや、天使だった。
そんな理紗と一緒にいま俺は魔法の練習をしている。
最近では慣れてきたものだが、初めて見たときはびっくりしたのなんの
外で遊んでいるときに、理紗がけがはしなかったが転んでしまい、服が汚れてしまったんだ。
そしたら美紀さんが「理紗、ちょっとじっとしてて」って言いながら薄いタブレット型の物を取り出して理紗にかざしたら
理紗の足元から頭まで魔法陣が通過して服が新品みたいにきれいになってたんだ。
あの時の衝撃は忘れられないな、なんせ一度目といっしょで科学だけの世界だとおもってたからな~
そこから、俺は魔法にのめりこんでいった。
幸いにも魔法への適性が高かったらしく、感覚でもなんとなくできそうな気がしていた。
理紗も興味を持ったらしく、ふたりで美紀さんと徹さんに魔法をおしえてーとお願いした
2人とも快く受け入れてくれた。そろそろ教えようと思っていたらしく、魔法を発動するために必要なMTも買ってくれていた。
そして、今にいたる。
「おにいちゃん!まほーの練習するよ!」
「ああ、ごめんごめん。じゃあ何からする?」
「えーとね、おててつなぐやつ」
「わかった。その前にマナがどれくらいあるか見てみようか。」
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天見天馬 5才 ♂
魔法適性 95
特殊魔法 静止、倍加
体力 100
筋力 70
俊敏 80
マナ 28769
異能 真実の眼(覚醒)
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天見理紗 5才 ♀
魔法適性 92
特殊魔法 無
体力 50
筋力 30
俊敏 30
マナ 12578
異能 無
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「昨日より3上がってるね。」
「ほんと!やったー!今日もがんばる!」
これは、俺の異能の[真実の眼]だ。能力としては自分や他人の身体能力を数値化したり、対象のパーソナルデータを教えてくれる。自分だけが見ることもできるし、ホログラムみたいに空間に映し出し他の人に見せることもできる。
使えるようになったのは魔法を練習しだしてすぐだった。
その時は[真実の眼]ではなく、[鑑定]で魔法についての事しか教えてくれなかったが1か月ぐらい使いまくってると[真実の眼]に変わっていた。
多分、使用回数か時間によって異能は昇華していくのだろう。
この異能のことを知っているのは理紗と美紀さん、徹さんだけだ。
伝えたときは驚かれたけど、すぐに受け入れてくれた。むしろ質問攻めされたくらいだ。
ちなみにスリーサイズも見ることができる。見ないように表示してないけど、異能マジ便利
「じゃあ、練習するから手を出して」
「うん!」
ステータスの比較として
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一般人 5才
魔法適性 0~100
特殊魔法 無
体力 10
筋力 5
俊敏 5
マナ 100~200
異能 無
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天見兄妹は相当なチートです。
次話も見てください!