表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

始まりのきっかけ

なかなか進みません。

すみません

 

 自由気ままな一人暮らし。

 気がつけば社会人生活も5年目になる。

 

 まだまだ若いつもりでいたけれど。

 気がつけば周りの友人達は結婚して、子供もいたり…


 焦るつもりはないけれど。 

 やっぱり、実家に帰れば、親からはちくりと来る一言。


 何がしたいのか。 

 何をしたいのか。


 そんなことはさっぱりわからなくて。



「婚活パーティ?」

 実家に帰ったタイミングで、父親から渡された一枚のチラシ。

 前々から興味はあったけれど。

 二の足を踏んでいたイベント。


 そろそろ年齢的にも…って感じで。

 もちろん一人で行くつもりなんてない。


「友達誘ってみるわ」



「…いまいち…」


 婚活パーティでの結論はまさしくその一言に尽きた。


 自分自身がやっぱりそこまで結婚に執着して焦ってないって言うことも一つの原因だろうケド。

 

 中途半端な時間に結構食べたので、一緒に言った友人と駅近くの居酒屋へ流れ込んだ。


「確かにね。もうすぐ40になるんですよって言われてどう反応したらいいのよ」


 偶然にも案内された席は個室とは言えないまでも、階段を上った中二階のようなスペース。

 のんびりとできるスペースに、気心の知れた友達。


「たしかに…」

 

 どちらかというと必死になっているのは男性で。

 そして、そんな姿にときめきなんてものを感じられなくて。


 結論として、自分が今求めているのは、結婚じゃなくて、恋愛、ときめき。

 それは婚活パーティーで…って言うのは無理があった話だ。


「兄ちゃんに連絡してみよっかな」 

 

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ