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~第十八章~篠崎未来


「はぁ・・・はぁ・・・」


杉弓さんが狼を分断する作戦を立てて、それぞれ分かれてからジャングルを駆けていました。


私を追ってきた狼もそうですが、みな背中には翼が生えていてその体を浮かすには十分な大きさです。


息を切らしながら私は、ジャングルを駆けて抜けていく。


そろそろ戦わなきゃ。


ぴたりと走るのをやめ、後方へ振り返ると激しく吐息を漏らした狼が後からやってきた。


「私はお母さんやお父さんのもとに帰る!」


そう心に言い聞かせて、腰の拳銃を引き抜く。


駆けてくる狼は速度を緩めることなく、翼を羽ばたかせながら飛び掛ってきた。


十メートルほど離れているのに飛び掛ってくるなんてやはり犬なんですね!


二対の銃を狼に向け、引き金に指を掛ける。


ダダン!


その刹那!


狼が発砲に気づいたのか空中で翼を羽ばたかせ横へ交わした。


覚悟は決めたつもりでしたが、初めて銃を発砲したため、その衝撃に耐えられず後方へと倒れこむ。


「きゃ!?」


そうだ重力操作でこれもコントロールしなきゃ!


そう頭をよぎり、襲ってくる狼の攻撃を前転して何とか交わす。


これでも運動ほ大得意でしたので!!


そのまま、すぐに反転して双銃を眼前に構える。


まだ地面に着地していない狼を視界に捕らえて引き金を引く。


ダダン!


やった!?


双発の弾丸が狼目掛け襲い掛かっていく。


ギン!キン!


しかし弾丸は狼の肉を貫くことなく、その寸前で何かの力に弾かれて地面へと堕ちた。


「うそ!?なんで?」


悠々と地面に降り立つ狼はゆっくりと反転してこちらを見据えている。


ふと、狼の足元に目を移したときその周辺の草木が風でなびいているのが見えた。


まさか・・・


私はまだ確信には至らない憶測を胸に抱きながら立ち上がり、その確信を確かめるため背中の巨大の長弓を構える。


弓籠から一本の矢を引き抜き、弦にめかけ引く。


この確信が確かなら、私にも考えがあります。


そう思い矢を全力で放つ。


しかし、標準はすこしずらして。


一直線に狼の左方へ向かっていく矢。


それは狼の横をすれ違う瞬間、少し方向を変えて狙った木とは別の木に突き刺さった。


私は腕には自信があります。


これは・・・あの狼の周りに纏うようにして風が吹いているのでしょう。


私は長弓を背中に掛けて、再び双銃を握り締める。


さぁ勝負はこれからです!


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