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部下を拾いました。 part9

できるだけ毎日投稿しています。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

これの他に長編として『白い紫陽花』という小説も書いているのでそちらもよろしくお願いします。長編は毎週土曜日の午後に更新しています。

映画の後は特に買い物することもなく、車でうちに戻った。車の中はなぜか気まずい空気が流れていた。2人とも何も言葉を発することのないまま家についた。

「じゃあ荷物運ぶから、持てるものを持っていって。君が運べないのを俺が運ぶから。」

「穂花です。立花穂花。名前で呼んでください。」

彼女に食い気味に自己紹介された。そういえばまだ彼女の名前を知らなかった。会社ではあまり関わったことないし、家に来てまだ2日だが、2人しかいないので「おい」とか「ねえ」で反応できていた。

「すまない。そうだったな。お互いあまり関わることがなかったからあまり意識したことなかった。じゃあ改めて自分は久保蓮。よろしく。穂花ちゃん。」

「ちゃんはやめてください。子供っぽいですから。」

「なら穂花さんかな。」

「先輩なんですから穂花でいいです。私も改めてこれからよろしくお願いします。蓮さん。」

そういうと彼女は少し浮き足立ちながら自分の荷物を部屋に運んでいった。そういえばまだ鍵が空いていない。

「おい、穂花。鍵空いていないから持っていってくれ。」

穂花は少し恥ずかしそうに戻ってきた。

「何照れてんだ?」

「女の子にはいろいろあるんです。」

「そうか。なら早く名前呼ばれたくらいで照れなくなるような女性にならなきゃな。」

「蓮さんは意地悪ですね。」

そう言って自分から強引に鍵を取り、部屋に向かっていった。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

評価、アドバイス等ありましたらよろしくお願いします。

明日もぜひ読んでください。

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