部下を拾いました。 part10
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これの他に長編として『白い紫陽花』という小説も書いているのでそちらもよろしくお願いします。長編は毎週土曜日の午後に更新しています。
彼女の荷物を部屋に置く。何か手伝うことはないかと聞くと、恥ずかしいからいいと言われた。彼女が整理整頓している間は特にやることがなかったので、少し大きめのソファーに座り、テレビでも見て時間を潰した。平日の3時、どの局もワイドショーばかりで正直つまらない。同じ内容のことを同じような人たちが意見するだけ。聞いたこともない専門家を呼んでそれについて討論する。ワイドショーの内容なんかこんなものだろう。内容も芸能人の不倫や薬物、政治家の発言いついてのものばかりだ。特に興味がなかったのでテレビを消し、最近ハマっていたゲームをやる事にした。
3時間後。いつの間にか自分は寝てしまっていたらしい。自分のお腹には毛布がかかっていた。意識が朦朧とする中、自分の背中の方に何か柔らかいものが当たっていた。ソファーのクッションの感触ではない。振り向くと穂花がいた。自分は驚いて声をあげながらソファーから落ちた。その音に驚き穂花が起きた。
「蓮さん大丈夫ですか?」
「大丈夫。少しびっくりしただけだから。それにしてもなんで同じ毛布の中にいるんだよ。」
「いやー、片付けがあらかた終わって疲れてて、そこに蓮さんが気持ちよさそうに寝ていたんで毛布を持ってきたついでになんか自分も眠たくなったんで寝ちゃってました。いやでしたか?」
少し穂花はしょんぼりした感じの顔をしたので自分は慌ててフォローに入った。
「いや、嫌って言うわけではなくてね。女性があんまり男性の隣で寝るもんじゃないよっていう事で。」
「何慌ててるんですか。面白い。」
穂花は自分をからかったような感じで笑った。
「はい。わかりました。今度から気をつけます。」
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