表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/22

<8話> 現地到着 ~side:フェルナンド~

 時間が進みます。

 


 指定された場所に到着したのは烈の前刻だった。夜中から休まず走ってくれた騎獣に、水と果物を与え休ませる。

半刻もすると、幾度となく戦場で顔を合わせてきた見知った傭兵たちが姿を見せる。


揃いの真っ赤な重鎧を身に着け、大剣や大槍を振り回す力自慢の【深紅】。

優秀な魔術師で構成された魔術特化の【烈光】の面々だ。



 遠巻きに俺らを伺うロートフ兵の視線を気にする事もなく、挨拶しながら近づいて来る。

長い間戦場に身を置いているだけあって、騎獣を刺激しない様に、それぞれ団長と副団長のみだが。


「よう、【黎明】の。相変わらず一番乗りを持っていくな。」

【深紅】のグイドの言葉に、【烈光】のレウナスが笑いかけてくる。

「さすが【黎明】の騎獣ですね。20メル(24㎞)手前で、あっという間に抜かされてしまいました。使役魔獣に速度上昇の魔術を掛けていた新入りは、しばらく使い物にならない程落ち込んでいますよ。」

同じく団長のクムラも渋面で頷いている。



 しばらく和やかに話を交えていると、一部のロートフ兵がざわめきだす。

目をやると、ロートフ王が数人の護衛を伴って現れた。


「ロートフ王のレナンド・オル・ロートフだ。作戦内容について打ち合わせがしたい。急ですまないが、各傭兵団の代表者は天幕に来てくれ。」

ロートフ王は、身分が高い者特有の長ったらしい挨拶や見栄の張った名乗りを省き、すぐ本題に入る。

王らしからぬその様子に、4人も好印象を持ったようで、苦笑しながらも後に続く。






 レナンド王と王を支える重臣達は、完全に実力主義です。身分より能力を重視するので、下級貴族のように傭兵を見下したりしません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ