第5話 デンスル
「それで?お前は何故ここに来た」
「そーんなに聞きたいか?しょうがないなあ特別に言ってあげないこともないけど。まあ僕ぐらいになると相手の言いたいことぐらいわかっちゃうんだよねー。それにくらべて君たちはいつもいつ…」
「何こいつ」
読みにくすぎて読者ほぼ帰ったぞ
「まあ省略すると、僕はお腹が減ってたの。それでたまたまダークユヌがいたから来たってワケェ」
「なんでよりにもよってユヌなんだよ…」
「それはただの運」
「そういうことを言うでない」
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「ただいまー店長さーん!」
口悪ねこが言った
「誰だそのヤツら」
「喋ったぁぁぁ!!!」
「ニャ?」
「無理がある」
「この人は…だれ?」
「よくぞ聞いてくれました!私の名前は『ファン•ナノ•デース』だぁぁ!」
「なんのだよ」
「親に聞いてくれ」
彼らの話を遮って男が言った
「こいつは変なやつだがな、ただ腹が減っているだけなんだ」
「お腹が?」
「そのとぉぉぉりいぃぃ!だっっっ…」
「あ、餓死だ。」
「餓死ですね。」
「ほっといたほうが静かだしいいんじゃねえのか?」
「お前もまあまあだぞ猫」
「ニャオ?」
「いいタイミングで記憶喪失するな」
その時、アラームビンが鳴った
いつもより、大きく。
「おーし、エレメト集団だ!
行くぞ!」
「おー」
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素科達の着いた先にいたのは、蝶の形をした人型の化け物だった。
「あれは…蝶の怪物?」
「そうそう、言い忘れてたがああいう怪物は『デンスル』って言うんだぜ」
「今⁉︎」
「お先にへんしィィィん!」
ミュ、ミュ、ミュ、ミュージック!
フローズン•トーン!
ガチガチフローズン!
「たあっ!」
ガキィィン!
「ああっ、ちょ!」
ドン!
「いててー…」
「‼︎」
蝶のデンスルは素科が転び、体制を崩した隙に突っ込んできた。
「まずい。
よけろ、素科!」
蝶のデンスルはすぐそこまで来ている。