第4話 アイアンな歯応え
「おもしろい。
やれるものならやってみろ!」
アン•ユーズアブル!ダークヒーロー!
「変身」
男はそう言って、腕につけていたブレスレットらしき物に瓶を挿れた。
その瞬間、男は上から降ってきた瓶に入って黒い液に飲まれた。
ブラックファイター!&エレメント!
ミックス!
ダークサイエンティスト!ブラック!
「だぁっ!」
ガキィィィン!
素科のパンチがダークユヌに当たった。たが、ダークユヌには傷一つつけられなかった。
「固っ!」
「どうした?
フンッ!」
「がはっ………」
「エレメントクラッシャーを使っていると言ってもこの程度か」
「このやろぉ…」
「おいおいどうした?」
ダークユヌの剣が素科の首のすぐ近くまできている。
「お前の短いヒーロごっこも、今日で終わりだ」
「くそ…」
「じゃあな」
ダークユヌが剣を刺そうとしたその時、素科に何かが当たった。
「これは…」
「それを使え!」
「…ああ、わかった!」
ア•ア•ア•アイアーン!
エレメント!ビッグアイアンチェンジ!
アイアンユヌ!FE!
「こいつで決めてやる!」
「面白い。」
テッペキのマモリ!
素科はアイアンボトルを振った。
そうすると、たちまち素科の周りに鉄の壁ができた。
「アイアン、スマッシュ!」
その時、素科の周りの鉄の壁のうちの一つが破壊され、そこからユヌが飛び出してきた。
ドカァァァン!
「ぐはっ…いいじゃねえか。そのパワー」
「お前の目的はなんだ!」
「それは…」
ミュ、ミュ、ミュ、ミュージック!
「変身!」
「おっと、邪魔が入ったな。またあとでだ」
ダークユヌはそう言い、謎の霧に包まれて消えていった。
「ふうー…」
「…」
「君だれ?」
「あ、そっち?」
「2個以上ないよ」
「君かあんたのどっちかなーと」
「俺初対面の人にあんたは使わないよ」
「あんたさんに謝りなさい」
「珍しいなぁその名前」
「それよりお前、新しい英雄か?」
「そのとおり!我は伝説で最強であるぅぅぅ、『三態英雄タイプ』だぁー!」
「…」
「なにこいつ」
「でも!英雄なんだろ!?」
「そのとぉぉぉりぃ!」
「そのとおりなんだ」
「こいつがきてからカオスになってきてるぞ」