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第七十九話「罠」

竜斗が実技場を出ていった後、いろいろなことがあった。


カーラに「もっと手加減して良かったのですが...。」と言われたり、健斗につきまとわれたり、次の日にロンが土下座してきてそれを許してやったりといろいろあった。


しかし、それ以降「色欲」が仕掛けて来ることもなく、学園での日々が過ぎていった。


◇ ◇ ◇ ◇

ある日、カーラの机に一通の手紙が置かれてあった。


「リュート、どうやらあなた宛のようですよ。」


そう言ってカーラは手紙を渡してくる。


手紙をわたされた竜斗はとりあえずその手紙を読んでみる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リュート様へ


今日の放課後話したいことがあります。


実技場の倉庫裏で待っています。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


手紙にはそれだけ書いてあった。


(明らかに怪しいな。ただ、これで行かなくても問題だし行くしかないな。)


「何が書いてあったのですか?」


「今日の放課後、実技場の倉庫裏に来いって。」


「それは...大丈夫なのですか?」


「あぁ、大丈夫だ。よっぽどのことがない限りな。」


そう言って会話は終わる。


その日も放課後まで何事もなく、授業は進んで行った。


竜斗は最後まで気づかなかった。


「色欲」が醜悪な笑みを浮かべていることに。


◇ ◇ ◇ ◇

(さて、来てみたわけだが誰もいないな。)


手紙の言うとおりに竜斗は実技場の倉庫裏に来ていた。


少し待つと誰かが来る音が聞こえてきた。


現れたのは「色欲」だった。


周りに誰もいないことを確認した竜斗は「色欲」に話しかける。


「よりによってお前が直接来るのか、「色欲」。」


それに「色欲」は醜悪な笑みを浮かべる。


「ホント、バカよね。そこまで分かってるのにこれからあなたはここを追い出されるのよ。」


そういうと、「色欲」は突然叫び声を上げた。


「キャー!助けて!」


大きい声だったので、周りから次々と人が集まってくる。


「無様ね。こんなところで引っ掛かるなんて。」


こちらを嘲笑う「色欲」。


「無様なのはお前だよ。「色欲」。」


「え?」


「暗黒結界」


竜斗がそう言うと周りは暗闇で覆われた。


「さて、年貢の納め時だ。「色欲」。」

 

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― 新着の感想 ―
蜘蛛ですか何かに作風が似てるな〜(笑)
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