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第五十九話「再びの上位存在」

疲れて眠りについた竜斗の目に次に映ったのはニコニコした表情の管理者だった。


『よくやってくれました。これであなたに「憤怒」を付与することができます。』


「それはいいんだが…少し休ませてくれるとか考えなかったのか?」


竜斗はかつての人間の体で管理者に向かって不満をこぼす。


『それについては大丈夫ですよ。肉体の方は休ませていますから。』


「そういう問題じゃないんだが..。」


『では、この話はここまで。あなたには「憤怒」を付与することになりますが、「強欲」の時のように「憤怒」も

あなたの精神を壊そうと干渉してくるでしょう。ですが、「強欲」の精神干渉を退けたあなたなら大丈夫なはずです。』


(話をずらされたな…。)


『…ともかく、今から「憤怒」を付与します。あなたが無事戻ってきたあとに「美徳」を付与します。』


そう言うと「強欲」を付与するときと同じように、何か唱え始めた。


だんだん意識が薄くなっていくなか、管理者が唱えていた言葉の一部が聞こえた。


『システム..。個体名….に…..を付与する。』


それを聞いたあと、竜斗の意識は暗転した。


◇ ◇ ◇ ◇

『…彼の成長具合は明らかに早すぎる。いくら私がいろいろしているとはいえ、彼の成長スピードは異常。

バグの侵食スピードはそこまで予想外ではないのですが…。まさか…。いえそれはありえません。

いくらなんでも一世界の少し特別な人間如きに彼らが注目するなど…。おそらく杞憂でしょうが..。』

◇ ◇ ◇ ◇

『ふむ…。奴にはバグには気をつけろと言っておいたというのに..。ましてやワシの世界から一人だけだとしても

許可なく持っていくとは..。奴にはお灸を据えようじゃないか。ちょうどいい人間もいるしな..。奴は気づいていないがあの人間には※※※※になる資格がある。久しぶりに愉快なことが起こったのう。まぁせいぜい楽しませてもらうぞ。』

◇ ◇ ◇ ◇

失敗だった。こんなことになるんだったら見にいけばよかった。


まさか…健斗が殺されるとは夢にも思わなかった。

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