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第四話「初めての進化」

あれからけっこうな時間が経った。


俺は周りにいるプランクトンを食べ続けてレベルをあげていった。その結果がこれである。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:灰谷竜斗


種族:ミジンコ


Lv:5/5 ※進化が可能です 

 

HP: ーー(低すぎて測定不能)

MP: ーー(低すぎて測定不能)

SP:ーー(低すぎて測定不能)

 

基礎攻撃力:ーー(低すぎて測定不能)

基礎防御力:ーー(低すぎて測定不能)

基礎魔攻力:ーー(低すぎて測定不能)

基礎魔防力:ーー(低すぎて測定不能)

基礎敏捷力:ーー(低すぎて測定不能)


スキル:

『鑑定Lv:2』『水棲』『隠密Lv:1』『恐怖耐性Lv:1』


称号:

『異世界からの転生者』『原始の生物』『世界最弱の知的生命体』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


見たらわかる通りレベルがマックスになり進化が可能になった。相変わらず、ステータスは測定不能だが。


また、周りのものを手当たり次第鑑定したらスキルレベルがあがった。

ただ、新しくできるようになったのは正確にものの名前を見れるようになることぐらいである。


あとは『隠密』と『恐怖耐性』が増えた。これはプランクトンを食べている時にいきなり魚のようなものが現れた際に手に入ったものである。あの時は食われてしまうのではないかと身の縮む思いだった。おそらく、怯えながら必死に隠れようとしていたので手に入ったのだろう。


ステータスの変化はそのくらいだ。これから進化していこうと思う。


『進化先は一つだけです。進化しますか?』


アナウンスによると進化先は一つだけらしい。心の中で「はい」と念じる。


『進化を開始します』


そうすると体が光り出した。だんだん意識が失われていく。


(え、待って意識失っちゃうの!?安全な場所に動かな…)


そしてそのまま意識が途切れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『「ハイ・ミジンコ」に進化を開始…..

称号「原始の生物」を確認

      「ハイ・ミジンコ」への進化を取りやめ

         「スジエビ」への進化を開始します』


『……..』


『どうか「※※※※」へ至るまで死なないでくださいね』


『スキル「生への渇望」が上位者「※※※※」によって付与されました』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  


ミジンコの中でも称号「原始の生物」をもっているのは一部だけです。もっていないミジンコは「ハイ・ミジンコ」に進化します。もっとも、進化する個体がそもそもほんのわずかですが。


コメントや評価、レビューよろしくお願いします。


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