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第四十六話「ゴブリン討伐の依頼」

ギルド証を受け取ったあと、受付の人にこう聞かれた。


「このまま依頼を受けますか?」


竜斗は金もなにもないので、その言葉にうなずいた。


「ではこの依頼などどうでしょうか?初心者におすすめです。」


そう言われて出された紙を確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

「ゴブリン討伐の依頼」

カルハラ草原でゴブリンを2匹討伐し、死体をもって来て欲しい。

報酬:銀貨3枚

ーーーーーーーーーーーーーーーー


「カルハラ草原というのは王都の門をでたすぐそこにある場所です。そこにはゴブリンがいますのでそれを狩っていただくという依頼になります。」


(ゴブリンは見たことないが、まぁ楽勝だろう。)


「わかった。この依頼を受ける。」


「了解しました。では頑張ってきてください。」


受付の人にそう言われて竜斗は外に出る。


そして、さっき通ってきた道を戻るように門を目指しに行った。


(銀貨3枚っていうのは大体3000円ぐらいか?宿にいけるかわからないがパン一個が銅貨一枚だから多分大丈夫だ ろう。)


そんなことを考えながら竜斗は門に到着した。


さっきの門番が話しかけてきた。


「おい。冒険者ギルドには行けたか?」


「あぁ。」


そう言ってギルド証を見せる。


「そうか。よかったな。これからどうするんだ?」


「依頼を受けたからな。ゴブリンを少し狩りに行く。」


「気をつけろよ。」


その声を聞きながら竜斗は門を出ていった。


◇ ◇ ◇ ◇

門を抜けたあとしばらく草原を歩いていた。


『いやぁ、めずらしいね。あの人間、心読んでみたけど全く打算がないよ。』


(そんなにめずらしいものなのか?それは。)


『いやめずらしいよ。心が綺麗な人間なんてなかなかいないよ?』


(そんなもんか…。)


『そうそう。』


「強欲」と話しながら周りを見渡すと、ゴブリンらしきものが見えた。


(あれがゴブリンか?)

竜斗はそのまま近づいて行く。


ギャギャッギャッ


近くにいくとゴブリンが鳴きながらちょうど2匹いた。


(2匹か。ちょうどいいな。とりあえずに試しに水槍してみるか。)


そう考えて水槍を一本ずつ撃つ。


ギャッ!


脳天を突き刺されたゴブリンは断末魔を立てて倒れた。


(弱!まだ、マジックバスだった時の俺の方が強いわ。)


『そりゃ君は特別だからね。』


(まぁいいや。とりあえずこれ持って帰るぞ。)

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