第九十九話「最後の戦いが終わって」
「それじゃあちょっと休ませてもらうわ。」
竜斗はそう「傲慢」に話しかける。
「わかりました。おそらくまた会うことはないでしょうが...お元気で。休むなら私の屋敷を使っていただいて大丈夫ですよ。ブライもそう言ってますしね。」
「ありがとう。」
そう「傲慢」に言って竜斗はそのまま飛び上がった。
(おぉ、すごいな。さっきからすごい体に力が溢れてたけどまさかこんなことまでできるとは。)
空に飛び上がった竜斗はそのまま「傲慢」の屋敷に向かった。
「傲慢」の屋敷についた竜斗は屋敷にいた侍女に部屋を借りすぐに眠りについた。
◇ ◇ ◇ ◇
『よくやってくれた。』
眠った龍斗の視界に入ったのは白い空間と老人だった。
『お主のおかげで面倒な処理にも悩まされることなく、事が済んだ。』
「....話に追いつけてないんだけど。」
『あぁすまんな。お主がわしが頼んだことを成し遂げたことによって世界に干渉する必要がなくなった。』
『その結果、わしは干渉したことを報告する書類を書かずに済んだ。さらにお主は自力で下級神まで至った。』
『これを偉業と言わずに何というか。』
「は、はぁ。」
『お主には二つ選択肢がある。この世界を元の管理者と共同管理するか、地球でわしの部下として働くか。』
「質問なんだが、この世界で生活することはできないのか?」
『それは無理じゃ。下級とはいえ神が長く現界していられるほどこの世界は強くない。地球は別じゃがな。』
「それだったら地球で働くことにする。色々やらかしたやつとは働きたくないしな。」
『わかった。それで決定じゃ。見たところお主は知り合いとは別れを済ませているようじゃからもう地球に向かうぞ。』
「わかった。」
『地球に行ったらわしとは話せなくなるだろうが頑張るんじゃぞ。それじゃあ地球へ出発じゃ!』
そして竜斗は老人と共に地球へ向かっていった。
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