星の涙
カーテンを閉め切った暗闇の奥で聞こえる
誰かのすすり泣き
泣かないで、ねえ、泣かないで
声も届かないほど閉め切った暗い部屋で
そんなに泣かないで
そんなに辛そうに泣かないで
夜空のように真っ暗な部屋から降ってくる
君と言う名の星の涙
有象無象の星に紛れて
誰にも気付かれない君の輝き
僕は見つけるよ
たとえ、君が一等星でなくても
僕は見つけるよ
僕が見つけるよ
君が輝き続ける限り
僕は見つけるよ
君と言う名の星の輝き
僕は気づくよ
君と言う名の星の涙
ねえ、泣かないで
君は決してひとりぼっちじゃないよ
だから、そんな辛そうに泣かないで
たくさんの星に溢れるこの夜空の中
他の星の輝きに目が眩んでしまうよね
自分の光がまるで霞んでいるように思えてしまうよね
他人と比較する必要なんてないんだよ
君の光は霞んでなんかない
大丈夫 君はちゃんと輝いてる
大丈夫 君はちゃんと輝けてる
他人の光に目を向けすぎないで
自分の光に気づいてあげて
その愛おしい光に
気づいてあげて
僕は知ってるよ
君と言う名の星の苦労と努力
君と言う名の星の涙
たくさん たくさん
泣いて努力して頑張ってたこと
知ってるよ
どの一等星にも負けないぐらい
輝く君という名の星よ
もっと輝け
大勢の人を照らせるぐらい
自分の光を認識できるぐらい
輝け
たくさん たくさん
もっともっと
精一杯の力で
輝け